▽HERO’Sルール1回10分、2回5分、延長1回5分 |
秋山成勲 | ノーコンテスト | 桜庭和志 |
秋山が念願の桜庭超えを果たした。左ロー、ミドルに対し右ローで対抗。桜庭の飛びひざ蹴りをかわし、右のバックハンドブローをヒットさせてロープ際でダウンを奪うと一気にラッシュ。真上から右のパンチ振り下ろしてTKO勝ち(1回5分37秒)した。
※K-1は桜庭の「体が滑る」という抗議を受けて調査。秋山が試合前の控室で全身にスキンクリームを塗っていたことが判明。1月11日に試合をノーコンテストとした上で厳罰処分を発表した。 |
▽K-1ルール3分5回 |
○魔裟斗 | 2回2分22秒 KO | 鈴木悟× |
魔裟斗が苦戦しながら底力を発揮した。1回はプロボクシング元日本ミドル級王者鈴木のンチを顔面に立て続けに浴びるまさかのピンチ。しかし、2回に入ると強烈な右ローを連打して体勢を立て直し、3度のダウンを奪ってKO勝ちした。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○崔洪万 | 1回16秒 TKO | ボビー・オロゴン× |
崔が体力差、実力差を見せつけた。いきなり飛び込んできたボビーが転倒すると一気にラッシュ。リング中央でハンマーのような左右パウンド顔面に集めて圧勝した。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○山本“KID”徳郁 | 1回3分46秒 KO | イストバン・マヨロシュ× |
KIDがレスリング五輪金メダリストを圧倒した。マヨロシュのタックルをことごとくカットして打撃で勝負。タイミングのいいひざ蹴りを正確に打ち込んで追い込み、首相撲から左のひざ蹴りをマヨロシュの右脇腹に突き刺してフィニッシュした。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○須藤元気 | 1回3分5秒 三角絞め | ジャクソン・ページ× |
須藤は一瞬のチャンスを逃さなかった。ページにいきなりテークダウンを奪われたが、ガードポジションからチャンスをうかがう。相手がパンチを放つ瞬間を狙い、2度目の三角絞めで勝負を決めると「リング上での戦いは終わりです」と突然引退を宣言した。 |
▽K-1ルール3分5回 |
○セーム・シュルト | 判定 | ピーター・グラハム× |
シュルトがK-1王者の貫録を見せつけた。パンチ、前蹴りでロープ際に追い込み、ひざ蹴りで着実にダメージを与える。果敢に前に出てくるグラハムのパンチに後退する場面も見られたが、終始試合をコントロールして3-0で判定勝ちした。 |
▽K-1ルール3分5回 |
○武蔵 | 3回33秒 KO | ランディ・キム× |
武蔵が経験の差を見せつけた。積極的に前へ出てくるキムのパンチ連打に後退するも、ディフェンステクニックでダメージを最小限にとどめる。パンチ、左ミドルのコンビネーションで試合を組み立てると、3回に右ストレートでKO勝ちした。 |
▽K-1ルール3分5回 |
○バダ・ハリ | 2回1分28秒 TKO | ニコラス・ペタス× |
バダ・ハリが悪童ぶりを発揮した。ペタスのローブローを2発食ったが長いリーチを生かしてパンチ、キックをリズムカルに連打。2回、ペタスが痛めた左肩に右キックを決めてTKO勝ちした。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○ジャイアント・シルバ | 1回1分2秒 腕固め | 曙× |
曙が何もできずに惨敗した。パンチでシルバをロープ際へ押し込むが、右腕をキャッチされグラウンドへ。そのままアームロックでギブアップ負けを喫した。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○所英男 | 判定 | ホイラー・グレイシー× |
所がまた大物を食った。ホイラーを1回は腕ひしぎなどのグラウンドで、2回は顔面への飛びひざ蹴りなど打撃で圧倒。1本こそ奪えなかったが文句なしの3-0判定勝利を決めた。常に試合をコントロールし、グレイシーの挑戦をはね返した。 |
▽HERO’Sルール1回10分、2回5分、延長1回5分 |
○金泰泳 | 1回2分48秒 KO | 石沢常光× |
石沢が惨敗した。金にタックルを仕掛けるもグラウンドには持ち込めない。逆に左右ローで出足を止められ、左ハイキックでアゴを撃ち抜かれて崩れ落ちた。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○永田克彦 | 1回4分12秒 TKO | 勝村周一朗× |
永田が劣勢を覆した。勝村のトリッキーな動きに戸惑い、パンチ、飛びひざを浴びる我慢の時間が続いたが、カウンターの右フックがヒット。ダウンした相手にパウンドを連打してTKO勝ちした。 |
▽HERO’Sルール5分3回 |
○アンディ・オロゴン | 判定 | 金子賢× |
金子の初勝利はならなかった。タックルから何度もテークダウンを奪ったが、防御に徹するアンディを崩せない。右ハイを食い、2、3回には鋭い左ロー連発されて表情をゆがめた。判定は0-3だった。 |