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詳細速報 <PRIDE 8・26愛知>

◆PRIDE武士道 其の十二 ウエルター級グランプリ2006 2ndROUND

◇愛知・名古屋市総合体育館レインボーホール ◇2006年8月26日◇16:00  
ライト級王者・五味が復活

 PRIDEライト級王者の五味隆典(27=木口道場チームラスカル)が復活した。初参戦のデビット・バロン(33=フランス)と対戦。序盤からスタンド、グラウンドで相手を圧倒して主導権を握った。最後はバックマウントを奪い、7分10秒、裸絞めで仕留めた。4月2日にマーカス・アウレリオに失神KO負けして休養を宣言して以来の復帰戦で鮮やかに1本勝ちした。

 06年ウエルター級GP2回戦は、三崎和雄が「対日本人無敗」の05年王者ダン・ヘンダーソンを判定で下す金星を挙げて生き残った。郷野聡寛、デニス・カーン、パウロ・フィリオも準決勝に進出を決めた。

写真=デビッド・バロンを裸絞めで下しパフォーマンスを見せる五味隆典

▽ライト級ワンマッチ
○五味隆典1回7分10秒  
裸絞め
デビッド・バロン×
 ライト級王者の五味が復活した。バロンのタックルを余裕で切り、ボディーと顔面にパンチを打ち分けながら圧力をかける。グランドでも簡単に有利な体勢をキープして試合をコントロールした。打撃で圧倒し、相手の苦し紛れのタックルを切り返しバックマウントを奪取。勝機を見逃さず、裸絞めでタップを奪った。
▽ウエルター級GP2回戦
○三崎和雄判定ダン・ヘンダーソン×
 三崎が大金星を挙げた。1回はヘンダーソンのパンチ乱打に後退しながら、決定打だけは許さない。耐え続けるうちに相手は打ち疲れ、逆に右ショートアッパーがヒットした。2回には相手の左ジャブ、右ストートをかわし、正確なパンチを顔面に集めてポイントを重ねた。判定は3-0で三崎を支持。「対日本人無敗」の05年ウエルター級王者に日本人として初黒星をつけた。
▽ウエルター級GP2回戦
○郷野聡寛2回4分17秒  
腕ひしぎ逆十字固め
ゲガール・ムサシ×
 郷野が粘って1本勝ちした。1回はボクシング技術に優れたムサシにスタンドで押し込まれたが、冷静にディフェンス。体を密着させると巧みにグラウンドに持ち込んだ。サイド、マウントと自由自在にポジションを変えながらペースを握った。2回も立ち上がりは左右パンチ、ひざ蹴りで先制されたが、グランドになると形勢逆転。バックマウントを奪うと、スキを突いて右腕を引っこ抜いてガッチリ十字固め。入場時のダンスと同様、最後は鮮やかに勝利をつかんだ。
▽ウエルター級GP2回戦
○パウロ・フィリオ1回2分30秒  
腕ひしぎ逆十字固め
長南亮×
 長南が何もできずに完敗した。いきなりフィリオの懐に飛び込んだが、逆に押しつぶされる。サイドからマウントポジションを許して一方的な展開になった。体を反転して逃げようとしたが、左手を取られて腕十字に決められ、無念のタップとなった。
▽ウエルター級GP2回戦
○デニス・カーン1回4分9秒  
裸絞め
アマール・スロエフ ×
 カーンが圧勝した。強烈な右ローでスロエフとの距離を保ち、左ジャブの連打でリズムをつかむ。グラウンドで上になると、素早い動きで体を入れ替えてサイド、バックマウントに移行した。完全に相手の動きを封じると、右腕を首根っこにねじ込み裸絞めで勝負を決めた。
○美濃輪育久1回4分25秒  
腕ひしぎ逆十字固め
バタービーン×
 美濃輪がプロレス魂を見せつけた。ゴングと同時に飛んだ。打点の高いドロップキックをバタービーンの顔面にたたき込む。観客の驚きの声とともに続けて放った2発目は不発。バランスを崩し、79キロも重いの相手に押しつぶされた。しかし、タイミングよく体勢を入れ替えてサイドに回ると、左腕のアームロック狙いから右腕を引っこ抜いて腕十字でタップを奪った。
▽ ライト級ワンマッチ
○桜井“マッハ”速人1回6分35秒  
ドクターストップ
ルシアノ・アゼベド×
 桜井がブラジルの新星アゼベドを撃破した。開始早々ひざ蹴りを連発したが、グランドに入ると守勢。両足を相手の胴にクラッチして耐えしのいだ。スタンドに戻ると跳びひざ蹴りがクリーンヒットし、相手の眉間から流血させた。レフェリーが試合を止めて、ドクターがチェック。傷口が深くドクターストップとなった。
▽ ライト級ワンマッチ
○石田光洋判定クリスチャーノ・マルセロ×
 石田が柔術の実力者に競り勝った。1回は高速タックルでテークダウンを奪い、パウンドパンチを連発。マルセロに三角を狙われても決して慌てず、常に上のポジションをキープした。2回も片足タックルで倒したが、右腕を奪われて十字を決められる。気持ちで耐えて腕を抜くと、パウンドでアグレッシブに攻め続けて3-0の判定をものにした。
▽ ライト級ワンマッチ
○川尻達也1回29秒  
KO
クリス・ブレナン×
 川尻が秒殺KO勝ちした。開始早々試合が動く。強烈な右フックをたたき込んで動きを止めると、左右フック、首相撲からのひざ蹴りを一撃。倒れた相手に鉄槌パンチを5発放つと、レフェリーが間に入った。わずか29秒だった。
▽ ライト級ワンマッチ
○ギルバート・メレンデス判定帯谷信弘×
 帯谷が完敗した。1回は4度テークダンを奪われ、パウンドパンチを浴びた。スタンドでも右フック、ストレートを食って足が止まった。2回になっても流れは変わらず、メレンデスの嵐のようなパンチのラッシュに後退。ダウン寸前で粘ったものの、判定は0-3だった。
▽ ライト級ワンマッチ
○青木真也1回1分58秒  
三角絞め
ジェイソン・ブラック×
 青木が衝撃の武士道デビューを飾った。ブラックを得意のグラウンドに引き込み、ディフェンスを固めながらコントロール。長い脚を相手の首にからめると、電光石火の三角絞め。瞬時にガッチリ決まり、タップを奪った。
▽ ライト級ワンマッチ
○日沖発判定ジェフ・カラン ×
 日沖が快勝した。1回は組みついて3度テークダウンを奪うなど足腰の強さで主導権を握る。スタンドに戻っても強烈なローと左ジャブで圧力をかけた。2回も右ロー、左右パンチのコンビネーションで攻勢をかけ、3-0判定勝利。
▽武士道挑戦試合
阿部裕幸時間切れ引き分け松下直揮
 両者決め手を欠いた。松下が1度は組みついてコーナーに押し込み、そのまま押し倒して左パンチを振り落とす。2回はスタンドの攻防。激しいジャブの応酬になったが時間切れ。判定なしの特別ルールで引き分けた。
▽武士道挑戦試合
○中村大介1回3分12秒  
腕ひしぎ逆十字固め
池本誠知×
 中村が鮮やかに1本勝ちした。池本にバックを奪われて守勢に回ったが、腕十字、アームロックと関節技を繰り出してペースを握り、右腕を腕十字で絞り上げてタップを奪った。


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