| ▽インリン様引退 |
頭を抱えて号泣していたボノちゃんは目を開けないインリン様の元へ。ここで、2人の心の声が場内に流れる。
ボノちゃん「ママ、しっかりして。お願いだから目を開けて」。
インリン様「ボノちゃん、今までつらかったわね。ごめんね。でも、わかってちょうだい」。
ボノちゃん「わかってるよ。今までひどいこといっぱい言ってごめんなさい。今度こそいい子になるから」。
インリン様「あなたはとってもいい子よ。私の大事な宝物。ママはあなたをいつも見守っているわ。ボノちゃん、生まれてきてくれてありがとう」。
ボノちゃん「ママ、逝かないで。ぼくを1人にしないで」。
ボノちゃんの願いもかなわず、インリン様の体から力が抜ける。涙の止まらないボノちゃんは、インリン様を抱えて退場。場内のビジョンにはインリン様とニューリン様の「愛と美と戦いの軌跡」が流された。
映像が終わっても、客席からはインリン様を待ちわびる手拍子。これに応えるように、ふらつきながらインリン様が姿を見せる。はじめは目に涙を溜めながらも、ムチを振ってインリン様を装っていたが、最後は笑顔で手を振り、その表情はインリン・オブ・ジョイトイに戻っていた。 |
| ▽インリン様ファイナルマッチ無制限1本 |
| ○ボノちゃん | 6分57秒 ママ越えプレス | インリン様× |
| インリン様が愛息との試合を最後にハッスルのリングを下りた。圧倒的な体格差で不利と思われたインリン様だが、がっぷり四つからすくい投げで転がすと、ムチの柄で左目を突いた。視界困難となりガムシャラに突っ込んでくるボノちゃんをかわしてキック、ムチと優勢に進めていたインリン様。チョークをつかまれても、リストロックからM十字固めを決めて見せた。「来なさい、弱虫!」と言葉を浴びせながらムチを振るうインリン様だったが、ベアハッグに捕まると力が抜ける。コーナーに詰められると、巨体で押しつぶされダウン。何とか立ち上がったインリン様は両手を広げて「来なさい!」とボノちゃんのボディアタックを真正面から受けた。インリン様が崩れ落ちると、場内にはインリン様の心の声が。「来なさい、ボノ。私を超えて見せなさい。今こそハッスルするのよ」。ボノちゃんは戸惑いながらもボディプレスを浴びせて3カウントを奪った。 |
| ▽ハッスル劇場 |
高田総統はまず「被災者の方々が1日でも早く、平穏な生活を取り戻すことを願い、ここに謹んでお見舞い申し上げよう」と中国の大震災、ミャンマーのサイクロン被害で苦しんでいる人に対し、お見舞いのメッセージを送った。
坂田に「次はお前だ。今度こそ息の根を止めて、オレが天下を取ってやらぁ」と対戦を要求された高田総統は、「また天下か。お前の言う天下って何なんだよ? 一夫多妻かよ。騒ぐわりにはひとつもプランがないじゃないか。だからアホの坂田ってバカにされるんだよ」と一蹴した。
高田総統は「実はな、兼ねてよりハッスラーNO・1を決めるトーナメントの開催を考えていたんだが、そろそろ機が熟してきたようだ」と突然の発表。ハッスル軍は反発したが、高田総統が「優勝者には全知全能の私がどんな願いでもかなえてやるという副賞がついてる」と明かすと、ハッスル軍より先にモンスター軍が目の色を変えた。川田は「栃木でハッスル開催」、アンは「このみすぼらしい衣装を変えたい」、島田二等兵は「参謀長に戻してほしい」と希望。高田総統は「しみったれてる」と嘆き、アンの希望には「いつでも作ってやる」と、次大会で新しいものを用意すると約束した。
ハッスル軍で口火を切ったのはチエ。「チエが優勝したら小栗旬みたいな、かっこいい彼氏と付き合いたい」と希望すると、高田総統は「よし、OK。それでいいんだよ」と認めた。RGは怪しみながらも「ぼくだって冠番組をやりたいし、絶対にすべらないギャグが欲しいし、女優と不倫もしたい」と遠慮なく希望する。天龍は「オレが優勝したらモンスター軍を解散しろ」と要求。KUSHIDAは希望を言わずに出場を宣言したが、RGに「夢はノアに出ることです、って正直に言っちゃえよ」とばらされた。坂田は高田総統との対戦と、チャンピオンベルトを要求した。高田総統は「チャンピオンベルト? いいこと言うな。作っちゃうよ。ただし、そこらにあるようなアルファベット3つ4つをペタってくっ付けただけの、ありきたりなやつは作らないぞ」とベルトを作ることも決めた。「ハッスル下半期最大のテーマはモンスター軍とハッスル軍の垣根を取り払って、初代チャンピオンを決定することだ。チャンピオンと言っても、強いだけじゃダメ、面白いだけじゃダメ、もちろん歌えるだけでもダメ。総合的な力を必要されるハッスラーNO・1を決めるんだよ。題して『ハッスルGP2008』だ」とトーナメント開催を正式に宣言。「次はインリンのファイナルマッチだ。最後の雄姿をじっくり見届けるがいい。バッドラックだ」と姿を消した。 |
| ▽坂田亘負けたら店の権利書剥奪マッチ無制限1本 |
| ○坂田亘 | 9分14秒 スーパーキック | ボブ・サップ× |
坂田が野獣狩りに成功した。自分の店の権利書をかけて臨んだリベンジマッチ。欠場に追い込まれる原因となった腰を攻められ、序盤から劣勢。カナディアンバックブリーカー、重爆ドロップキック、アルゼンチンバックブリーカー、ビーストボムと大技を次々と浴びたが、すべてカウント2でキックアウトする粘りを見せた。攻め疲れが見えるサップに対し、スーパーキックを放つとアゴにヒット。ボディスラムで投げ捨て、再びスーパーキックを決めるとサップはダウン。逆転で3カウント奪取に成功した。
坂田が「思い知ったか。ハッスルに過去の栄光なんてクソ食らえだよ」と勝ち誇ると、高田総統が降臨した。 |
| ▽無制限1本 |
池谷銀牙 ザ・グレート・サスケ ○長尾銀河 | 8分48秒 ギンガサルトプレス | アン・ジョー司令長官 ザ・ゴールデン・カップス1号 ザ・ゴールデン・カップス2号× |
池谷に弟子入りし、生まれ変わったバボ改め長尾銀河が勝利した。約10年ぶりに復活したゴールデン・カップスはアン・ジョー司令長官がマスクマン2人を引き連れ登場。セコンドにはオリジナルメンバーの山本喧一が付いた。「ウィー・アー・ゴールデンカップス!」と、当時と同じポーズを決めたゴールデン・カップスに池谷が襲撃され、痛めている右足を攻められる。さらに、モンスター軍を裏切った長尾がローンバトルを強いられる。しかし、池谷、サスケが流れを変えると、長尾も池谷に鍛えられた動きで反撃。介入しようとする山本も蹴散らした。池谷が銀河プレスを決め、勝負あったかに見えたが、池谷はフォールに行かずに長尾に託す。長尾は巨体でムーンサルトプレスを決めて3カウント奪取。古巣モンスター軍を相手に快勝した。
長尾は「池谷さん、サスケ先生、おかげで目が覚めました」と喜ぶ。しかし、池谷は「この銀河軍団はさらにパワーアップして帰ってきます。その日まで銀河軍団、解散!」と突然の解散宣言。途方にくれる長尾に、サスケが「銀河軍団はひとつのミッションを完遂するとそれぞれの日常に戻るんです。例えるなら日の丸のもとに集うオリンピック日本代表ですよ」と説明し、池谷も「ハッスル軍に預かってもらうように話しておいたから」とフォロー。まさかのハッスル軍となった長尾だが、「何から何までありがとうございます」と喜んだ。 |
| ▽HG負けたらハッスル追放マッチ無制限1本 |
| ○川田利明 | 58秒 スパイラルパワーボム | HG× |
HGがハッスル追放をかけた試合で秒殺負けした。「プロレスラーとしての覚悟はできたんだろうな?」という川田に、HGは「覚悟ができてなかったらここに立ってませんよ。今日こそあなたを超えます」と答えたが、ファーストコンタクトでフロントキックを食らい、スピンキックからパワーボムでまさかの秒殺負けを喫した。
「お前は芸人としてもプロレスラーとしても終わったな。ハッスルにはRGがいればいいんだよ」と屈辱的な言葉を浴びせられたHGは、1度手にしたマイクを置き、自らマスクを脱ぎ捨て、素顔のまま無言で退場した。
ここでビジョンに高田総統が登場。「腰振りよ、残念だったな。追放だよ、追放。私はな、芸人としての力量は1ミリとして認めてない。だが、戦闘能力は少しは認めているんだよ。いいことを思いついたぞ。面白くなりそうだ。6月18日の後楽園大会まで楽しみにしておくがいい」と意味深な言葉を残した。
川田が再びリング上で話し始めると、背後から大阪プロレスのゼウスがフライパンで襲撃。フライパンを捻じ曲げる得意のパフォーマンスを見せ、鬼怒川三人衆を1人で蹴散らした。ゼウスは「お前ら、よう聞いとけ。このゼウス様がハッスルの世界、全部破壊したるわ。これがほんまのバッドラックや」と予告した。 |
| ▽無制限1本 |
○天龍源一郎 RG | 9分45秒 ラリアット | よしえちゃん あーちゃん× |
新弟子あーちゃんがまた足を引っ張った。ボノちゃん部屋が初勝利を目指してWRGと対戦。相変わらず天龍との対戦を恐がるあーちゃんは、天龍の逆水平チョップを浴びると飛び上がって倒れるオーバーリアクション。自分のリアクションを真似され怒るRGには、真っ赤に腫れ上がった背中に塩をこすり付けるなどやりたい放題。ふんどし姿で顔に肛門を押し付けられそうになると、RGの肛門に塩を塗りつける暴挙。孤立したRGを仕留めようとスパートするあーちゃんだったが、塩をよしえちゃんに誤爆してしまい、さらにその塩で足を滑らせ転倒。その隙に天龍のラリアットを食らい、あーちゃんが沈んだ。
試合後、RGが「お前みたいなキャラ、ハッスルに2人もいらない。やられキャラはオレ1人で十分だ。普通のプロレスを真面目にやれや!」と詰め寄ると天龍の怒りが爆発。RGをマイクで殴りつけると、「荒谷、オレは昔、お前に3ミリオン(300万円)つぎ込んだことがあるんだよ。なんだ、このザマは。オレは情けなくて涙が出る」とあーちゃんにもマイクをたたきつけて退場した。 |
| ▽無制限1本 |
鬼蜘蛛 ○ザ・モンスター℃ ザ・キヌガワン・ピラニアン・モンスター | 12分36秒 DDC | TAJIRI KUSHIDA× ばんざいチエ |
| ハッスル軍が人気急上昇中の鬼怒川三人衆に敗れた。ゴング前からモンスター℃を応援する観客の「シー」コールに戸惑う。紅一点のチエがローンバトルを強いられたが、TAJIRIが1人で3人を蹴散らす大暴れで逆転。KUSHIDAも続き、鬼蜘蛛に大技攻勢。チエの水車落としからKUSHIDAのスワントーンボムと追い込んだ。KUSHIDAがコーナー上でピラニアのキヌガワンに噛み付かれると、逆に噛み返す奇策も見せたが、最後はTAJIRI、チエが鬼蜘蛛の蜘蛛の糸に捕まっている間に、KUSHIDAがモンスター℃のリバースDDTに力尽きた。 |
| ▽オープニング |
| 明転するとリング上にはガッツ石松が立っている。「ウエルカム・ツー・ハッスルエイドー! 我が同胞の川田ひであき君…利明君の応援にやってきました。それでは川田君、栃木のためにハッスルして歌ってくれ! 行ってみよー!」と川田を呼び込んだ。川田は沢田研二「TOKIO」の替え歌「TOCHIGI」を熱唱すると、「行くぞー! オー! 見ざる、言わざる、聞かざる、トッチギ! トッチギ! OK牧場!」とポーズを決めた。 |