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詳細速報 <K-19・27韓国>

◆K-1 WORLD GP 2008 IN SEOUL -FINAL16

◇韓国・オリンピック第1体育館◇2008年9月27日◇17:00  
アーツがシュルトの4連覇砕いた

 ミスターK-1アーツが勝った。完全無欠のシュルトを止めた。過去3度GP優勝のピーター・アーツ(37)が4連覇を狙ったセーム・シュルト(34)と対戦。ここ2年続けて決勝で敗れた王者に果敢に接近戦を挑み、左右パンチでポイントを稼いで2-0で判定勝ちした。元王者が最強王者とのオランダ決戦でリベンジを果たし、復活へ力強い1歩を踏み出した。
 カムバックした崔洪万とバダ・ハリの注目対決は3回までで決着がつかなかったが、崔が試合中に右脇腹を負傷(骨折の疑い)して延長戦を棄権した。沢屋敷はレバンナに、武蔵はテイシェイラに判定で破れ、日本勢は姿を消した。
 8強によるFINAL(決勝トーナメント)は12月6日に横浜アリーナで行われ、今年の世界王者が決定する。

▽3分3回延長2分
○ピーター・アーツ 判定 セーム・シュルト×
<1回>アーツがいきなりロープに詰めて左右のパンチを振るい、右ローをヒザにたたき込む。しかし、シュルトは接近戦から左のヒザをアゴに突き上げ、左のストレートを顔面に突き刺した。アーツの動きが一瞬止まる。シュルトの左パンチが強烈だ。
<2回>アーツが仕掛ける。右フックで体ごと飛込み、左フックをたたきつける。シュルトは左前蹴りで突き放しにかかる。それでもアーツは前進。右フック、左ボディーから右ストレートで懐に飛び込み、接近戦を挑んだ。
<3回>アーツが強引に接近してパンチを振るう。シュルトは距離が近すぎてリーチを生かした戦いができない。アーツの右が2発、シュルトのアゴ、テンプルに当たった。左フックもアゴをかすめた。常に前に出続けたアーツが2-0で王者シュルトに判定勝ち。2年続けて決勝で敗れたリベンジを果たした。
▽3分3回延長2分
○バダ・ハリ 延長1回
TKO
崔洪万×
<1回>崔の立ち上がりは動きが硬かった。バダ・ハリがいきなり左右の大きなパンチで仕掛けてきたが、ガードをしっかり固めてブロックするだけ。左前蹴りをかわされ、左ローを浴びた。先に手が出ない。バダ・ハリが大きくジャンプして右フックを出してきたが、クリーンヒットせず。崔は終盤に左の前蹴りを繰り出した。
<2回>崔カウンターが決まった。バダ・ハリが左フックを出そうとしたところに右拳を真上から振り下ろした。頭部に衝撃を受けたバダ・ハリがしりもちをつくダウン。再開後は崔が前に出た。左前蹴りで突き放し、バダ・ハリの攻撃を許さない。
<3回>崔がプレッシャーをかける。ただ、前に出るが手は出ない。顔面から腹に狙いを切り替えたバダ・ハリの左右フックを両脇腹に食った。崔の前進が止まる。ボディーが効いている。さらに左ミドル、左フックを右脇腹に食うと、巨体がくの字に曲がった。崔の顔が歪み、後退したところでゴング。判定は崔の1-0で延長。しかし、崔が右脇腹を痛めたことでセコンドがタオルを投入、棄権した。骨折の可能性もあるという。
▽3分3回延長2回
○エヴェルトン・テイシェイラ 判定 武蔵×
<1回>武蔵はテイシェイラの動きを見てスタートした。軽く足を使い、右ハイ、左フックとしての攻撃をブロックする。右フック、右ジャブでタイミングを計ったが、右アッパーのカウンターは空振り。
<2回>武蔵が左ミドルを放った瞬間、テイシェイラの右ストレートが飛んできた。ワンツーを出すと右ヒザが返ってくる。左ハイには右フックを合わされた。左ミドルの打ち終わりに左ストレートをもらってスリップダウン。さらに左フックをもらって武蔵のか体が揺れた。
<3回>武蔵が右構えにスイッチした。パンチの打ち合いでテイシェイラ攻略を狙う。左フックから右フック、左構えに戻してボディーから顔面にパンチを集めた。クリーンヒットもあったがテイシェイラにダメージは感じらず、逆に右のスイングパンチで反撃する底力を見せた。判定は武蔵の0-3だった。
▽3分3回延長2回
○レミー・ボンヤスキー 判定 ポール・スロウィンスキー×
<1回>ボンヤスキーはスロウィンスキーのパンチを確実にガードしてカウンターを狙った。右フック、左ロー、右ミドルから左フックのコンビネーションが鮮やかだ。右ハイで相手のバランスを崩すとすかさず右フライングニーを発射。さらに右フック、右ハイで攻め立てた。
<2回>ボンヤスキーの攻めが多彩だ。左右のパンチとハイキックをたくみに織り交ぜ、体を沈ませるフェイントから右フック。スロウィンスキーも右ミドルからパンチを顔面に集めて反撃するが、固いガードで決定打は許さない。
<3回>パンチの交換からボンヤスキーが後退した。スロウィンスキーの左右フックにロープを背に棒立ちになった。攻め疲れもあって効いている。しかし元王者の意地で反撃。終了間際に左ハイ2発から右パンチを返して盛り返した。判定は2-0。ボンヤスキーが4年ぶりの王座へ逃げ切った。
▽3分3回延長2回
○エロール・ジマーマン 判定 グラウベ・フェイトーザ×
<1回>ジマーマンがいきなり強い右ミドルで先制した。左ジャブから右ストレートを狙う。フェイトーザに右ミドルを返されたが、距離を詰めてリング中央で豪快な左右フックを振り回し、右の強打をアゴに決めてダウンを奪った。
<2回>ジマーマンが右フック、右ハイを狙い打ち。ジャンプしながら右フックを打ち下ろし、右跳びヒザ、右フックを乱れ打ちして再びダウンを奪う。その後も右の強打で圧倒した。
<3回>ジマーマンの攻勢が続く。左フックから右、右跳びヒザ、右ハイから右フックの猛攻を仕掛けた。中盤すぎからボディー、顔面にパンチを返され、強い右フックで腰を落とすシーンもあったが、判定は3-0。パワーでベテランを押し切った。
▽3分3回延長2回
○グーカン・サキ 延長判定 レイ・セフォー×
<1回>セフォーが左右のパンチと右のローで仕掛ける。ジリジリと距離を詰めてペースを握った。サキは構えを左右にスイッチしながら突破口を見い出そうとするが、プレッシャーから得意のキックが決まらない。
<2回>サキが右ローから思い切った右フックの先制攻撃。セフォーは冷静にかわして再び前に出る。ロープに追い込み、頭をつけて左右ショートアッパーを突き上げる。ボディーへの左フックも有効だった。サキも粘ってパンチを返し、残り30秒は互角の打ち合いになった。
<3回>セフォーが先手を取った。ロープ際、コーナーに追い込んで左右ショートを上下に打ち分ける。サキの左フックを食うとノーガードで挑発したが、中盤以降は完全に失速。左ハイ、左フックにふらつく場面もあった。判定は3ジャッジともドローで延長へ。
<延長>セフォーの動きが止まった。サキのローが効いている。ロープに追っても簡単に体を入れ替えられる。左ローを浴びてバランスを崩し、2度スリップダウン。パンチにも力がなく打ち合いでも劣勢。判定はセフォーの0-3だった。
▽3分3回延長2回
○ジェロム・レバンナ 判定 沢屋敷純一×
<1回>沢屋敷がレバンナのプレッシャーをフットワークでかわす。両ガードを高く固め、時計回りにリングを広く使いながら、左ロー、左フックのカウンターを狙うがクリーンヒットはなかった。
<2回>沢屋敷は左右ローをレバンナの太ももの内外に決め、ヒット・アンド・アウエーでリズムをつかみかけた。レバンナの動きもやや重くなった。しかし、終了間際に右ハイから左ストレートを顔面に食ってダウンを喫した。
<3回>沢屋敷の手が出ない。フットワークは生きているが、レバンナに押されて後退するのみ。左ミドルをボディーに食って表情を歪めるなど最後まで劣勢で0-3の判定負けを喫した。
▽3分3回延長2回
○ルスラン・カラエフ 2回2分30秒
KO
ハリッド “ディ・ファウスト”×
<1回>カラエフがゴングと同時に前進してパンチで攻勢を仕掛けるが、ハリッドにしのがれると失速。逆に強烈な右アッパーで食ってダウンを喫した。
<2回>カラエフにはダメージがある。鼻血も出している。ハリッドは決着を狙って左右強打を振り回してきた。足がもつれるカラエフだが、ロープを背にして放った右アッパーをアゴに決めてダウンを奪い返した。さらに左ヒザから右フックにつないで2度目のダウン。ファイティングポーズを取ったハリッドを攻め立てるとレフェリーがストップした。
▽オープニングファイト3分3回延長2分
○ランディ・キム 2回1分11秒
KO
朴龍水×
<1回>陸上砲丸投げ出身のランディ・キムがテコンドー出身の朴を攻め立てた。キックを浴びながらも前に出てパンチで攻勢。終始プレッシャーをかけ続けた。
<2回>ランディ・キムの攻めが続いた。右ロー2発から左右パンチを顔面に集めてスタンディングダウンを奪い、レフェリーが戦意喪失の朴を見て試合を止めた。
▽オープニングファイト3分3回延長2分
○サビット・サメドフ 判定 ファビアーノ・ダ・シルバ
 
▽オープニングファイト3分3回延長2分
○前田慶次郎 3回1分43秒
KO
ソウ・ミンホ×


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