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詳細速報 <新日本8・17両国>

◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 2008 ~HEROES OF SUPREMACY~」

◇東京・両国国技館◇2008年8月17日◇15:00 ◇観衆1万1500人  
後藤が初出場で初優勝

 G1クライマックスは後藤洋央紀(29)が優勝決定戦で真壁刀義(34)を22分25秒、昇天・改からの片エビ固めで破り、史上初となる初出場初優勝の偉業を達成した。試合後は同世代のライバル中邑真輔(28)らからもビールかけで祝福され「うまいっす。最高の味だ。過酷な大会というのは覚悟していたけど、体験してみて改めてハードだった。優勝の喜びをゆっくりかみしめたい」と話した。

▽G1クライマックス優勝決定戦無制限1本
○後藤洋央紀
(Bブロック1位)
22分25秒
片エビ固め
真壁刀義×
(Aブロック1位)
 後藤が初出場初優勝の偉業を成し遂げた。場外にエスケープした真壁を三角飛びトペ・コンヒーロで追撃したが、待っていたのは急所攻撃、エプロンから場外へのDDT、イス殴打、セコンド介入と無法攻撃の数々。流血に顔面を赤く染め、スリーパーで失神寸前まで追い込まれたが、真壁がチェーンを持ち出すと海野レフェリーが体を張って阻止。スパイダージャーマン、ヘッドバット、ジャーマンを浴びたがキングコングニーはかわした。チェーンラリアットもニールキック、ドロップキックで阻止。バックドロップ2連発で流れをつかんでの昇天はカウント2。ラリアットを挟んで昇天・改を決め、カウント3を奪った。

 後藤は初出場優勝に「今までが楽な道のりじゃなかったから、やっと結果が残せてよかった」と喜んだ。リング下で見届けたIWGP王者武藤には「おい、武藤。G1取ったぞ。新日本を潤すだと? ふざけんな。8月31日、きっちりと取り返すからな」と宣戦布告。「G1クライマックス、予想以上にきつかったけど、優勝することができました。これからのプロレス界はこのオレが引っ張っていきます!」と宣言した。
▽30分1本
○矢野通
飯塚高史
外道
邪道
カール・アンダーソン

13分53秒
片エビ固め
中西学
タイガーマスク
田口隆祐
裕次郎
内藤哲也×

 
▽G1クライマックスAブロック公式戦30分1本
○真壁刀義
(8点)
12分26秒
原爆固め
小島聡×
(7点)
 小島が悪の連立の前に敗れた。真壁との試合は勝った方が決勝進出。GBH勢の介入に手を焼き、ラリアット封じの右腕攻めに遭った。エルボー連発で反撃に転じると、エプロンに上がった本間、石井にもエルボー。さらに真壁のラリアットをラリアットで刈り、コジコジカッター、雪崩式コジコジカッターで追い込んだ。しかし、フィニッシュのラリアットを狙ったところでリング下の本間に足を引っ張られる。この動きがレフェリーも巻き込み、リング上は無法地帯に。真壁のチェーンラリアットはラリアットで撃ち落とし、石井、本間にダブルラリアット、真壁にも会心のラリアットをぶち込んだが、レフェリーは倒れたまま。乱入したVMのTARUにイスで殴られ、真壁のチェーンラリアット、ジャーマンに沈んだ。
▽G1クライマックスAブロック公式戦30分1本
○棚橋弘至
(4点)
12分44秒
片エビ固め
大谷晋二郎×
(7点)
 棚橋が外敵の決勝進出を阻止した。開幕4連敗で決勝進出を逃した前年覇者は、大谷に連続攻撃をかわされて苦戦。レッグラリアット、バックドロップ、スパイラルボムをカウント2で返してジャーマンで投げ捨てたが、コーナーに上ったところで捕まった。しかし、パワーボムで切り返すとキークラッシャー。カウント2で返されたがハイフライフローを決めてカウント3。決勝進出はならなかったが、控えめに「愛してま~す」のポーズを決めた。
▽G1クライマックスAブロック公式戦30分1本
○井上亘
(4点)
7分32秒
リングアウト勝ち
ジャイアント・バーナード×
(6点)
 ヘビー級に転向した井上が、中西に続いてバーナードにも勝った。圧倒的な体格差に防戦一方で、場外パワーボムでエプロンの角にたたきつけられるなど非情なまでに痛めつけられた。ジャーマンで投げ、トペを放ってもペースはつかめず、パワー&ラフで攻め立てられた。しかし、場外でもつれた際にカウント20ギリギリでリングに戻り、リングアウト勝ち。頭脳プレーでバーナードの決勝進出を阻んだ。
▽G1クライマックスBブロック公式戦30分1本
○後藤洋央紀
(8点)
12分12秒
片エビ固め
永田裕志×
(6点)
 後藤が初出場で決勝に進出した。勝ち点6で並ぶ永田戦を前に中邑が勝ち点8とした。同点ならリーグ戦直接対戦の結果で決勝進出が決まるため、中邑を破っている後藤にだけ決勝の可能性が残された。開始早々にエプロンでマジックスクリューを浴びたが、雪崩式回天で反撃。エクスプロイダー、延髄斬りを浴びても踏ん張り、パンチから延髄ラリアット、ジャーマン、昇天でたたきつけてフォール勝ちした。
▽G1クライマックスBブロック公式戦30分1本
川田利明
(7点)
時間切れ引き分け吉江豊
(7点)
 勝ち点6で首位に並んでいた川田、吉江がそろって決勝進出を逃した。ゴツゴツした打撃戦から川田が右ヒザに攻撃を集中すると吉江の動きが止まる。ローキック、足4の字固め、ニードロップで攻勢に出たがフィニッシュできず、逆に重爆攻撃を浴びて劣勢に。残り5分で川田はジャンピングハイキック5連発食らわしたがカウント2。その後は一進一退で時間切れに終わった。
▽G1クライマックスBブロック公式戦30分1本
○中邑真輔
(8点)
12分16秒
片エビ固め
天山広吉×
(2点)
 中邑が決勝進出に望みを残したままリーグ戦を終えた。天山の負傷している首をニードロップ、DDTで集中攻撃。マウンテンボムから反撃を許したが、アナコンダバイスを三角絞めに切り返して逆転。雪崩式、垂直落下式ブレーンバスターを連発し、ランドスライドを3度目の挑戦で決めて勝ち、勝ち点を8に伸ばした。


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