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詳細速報 <ノア7・18武道館>

◆プロレスリング・ノア「Summer Navig.’08最終戦」

◇東京・日本武道館◇2008年7月18日◇18:00 ◇観衆9500人  
V2森嶋が健介を指名

 GHCヘビー級王者の森嶋猛が力皇猛を下し、2度目の防衛に成功した。過去にシングルで勝ったことがない元盟友との対戦。お互い一歩も引かない真っ向勝負を展開し、重量級らしいド迫力の攻防を見せた。必殺バックドロップで勝利した森嶋は「自分の中では決着をつけないといけない相手がいる」と、13日の博多スターレーン大会でシングルマッチを行い、30分時間切れ引き分けに終わっている佐々木健介を次期挑戦者に指名。相手は全日本の3冠ヘビー級、新日本のIWGPヘビー級と、2大メジャーベルトを巻いた強敵だが、「体ひとつで勝負している選手。本当にすごい強いし、実績もキャリアもある。そういう選手に勝っていかないと、自分流のチャンピオン像は築けない」と意欲を見せた。

▽GHCヘビー級選手権試合60分1本
○森嶋猛
(王者)
13分24秒
片エビ固め
力皇猛×
(挑戦者)
 森嶋が力皇を下し、2度目の防衛に成功した。過去にワイルド2として組んでいた力皇との対戦。過去0勝2敗2引き分けと、シングルでは勝ったことのない相手だが、森嶋は序盤から積極的に攻め、ヒップドロップで悶絶して場外にエスケープした力皇に、巨体トペを発射。リングに戻ってからもミサイルキック、串刺しヒップアタックと体重の乗った攻撃を連発した。中盤では両者ラリアットを打ち合う意地の張り合い。どちらも譲らず、倒れないまま交互に打ち合った。最後は森嶋が倒したが、フォールをカウント1で返され、合い打ちで両者ダウン。その後もヘビー級らしいド迫力の攻防が繰り広げられた。森嶋がバックドロップを放てば、力皇はコーナーに上った森嶋を捕らえて雪崩式の無双。相撲の立ちあいから突っ込んできた力皇の額に、カウンターでヒップアタックを見舞った森嶋は2度目のバックドロップ。これは高さがなく、仕留めることができなかったが、張り手の打ち合いからラリアットを決めると、最後は3度目となるバックドロップを急角度に決めて3カウント奪取。激戦を制した。
 森嶋は「すごい強い挑戦者でした。力皇選手とはまだまだ張り合っていけると思ったし、ガンガンやりあっていきたいと思いました。(力皇は)一緒に頑張ってきた仲間でありライバル。勝ったのもうれしいけど、(武道館のメーンで)力皇猛とやれたことが一番うれしいです。(次は)自分の中では決着をつけないといけない相手がいます。次、ここで勝負をつけたいと思っています。佐々木さん、お願いします」と、次期挑戦者に7・13博多のシングルマッチで、30分時間切れ引き分けに終わった佐々木健介を指名した。
▽GHCジュニアヘビー級選手権試合60分1本
○金丸義信
(王者)
15分33秒
エビ固め
石森太二×
(挑戦者)
 石森がタッグ王座を奪われたリベンジに失敗した。開始早々に垂直落下式ブレーンバスターを浴びた石森は、花道でも同じ技を受けてしまい、序盤から防戦一方。花道から場外にボディスラムで投げ捨てられると、場外カウントギリギリでリングに戻った。コーナーから場外への鉄柱超えムーンサルトアタックで流れを変えたかに見えたが、スーパースターエルボーをバックドロップに切り返され、雪崩式のディープインパクト、ムーンサルトプレスを浴びる。それでも相手より先に起き上がってアームホイップでコーナーから落とすと、そのままスープレックスで投げ捨てた。スーパースターエルボーは2度目の挑戦で決めることができたが、次の技にもたつき、垂直落下式ブレーンバスターで返されてしまう。ブレーンバスターをかわしてキドクラッチ、逆打ちで丸め込むも、すぐに旋回式DDT、垂直落下式ブレーンバスターを決められ、ペースを握ることができない。コーナーに上がったところを捕まえ、雪崩式逆打ちを狙ったが、金丸に踏ん張られて失敗。ブレーンバスターで投げ捨てられた。最後はタッチアウトで力尽き、初戴冠を逃した。
▽60分1本
○佐々木健介 22分23秒
片エビ固め
KENTA×
 KENTAが佐々木の壁に跳ね返された。圧倒的な体格差をものともせず真っ向勝負を挑んだが、リフトアップで場外に投げ落とされるなど防戦一方。チョップ1発で体をのけぞらせた。カウンターのパワースラムからスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しハイキック、ドロップキックで反撃。トップロープに吊るしてダイビングニードロップを落とし、ドラゴンスープレックスで投げたが、続けて狙った卍固めは力負けして決めることができなかった。逆一本背負い、トルネードボムと大技を連発され、ストラングルホールドγで失神寸前まで追い込まれる。しかし、ラリアットをハイキックで止め、逆にラリアット6発で健介をダウンさせると、タイガースープレックスで投げる。ブサイクへのひざ蹴りを決めるも3カウントを奪うことはできない。ラリアットをgo2sleepに返し、掟破りの北斗ボムまで放ったが攻勢はここまで。カウンターでラリアットを浴びると、スピードの乗ったラリアット、本家北斗ボムを浴びて3カウントを聞いた。
▽60分1本
三沢光晴
丸藤正道
○杉浦貴
17分46秒
足首固め
小橋建太
高山善広
中嶋勝彦×
 小橋復帰戦以来となる高山とのタッグは空中分解した。ゴングと同時に6人が入り乱れ、リング上は小橋と杉浦。杉浦に投げられる小橋に高山が蹴りを見舞うと、小橋はチョップでやり返し殴り合いに発展。中嶋は7・13博多でシングルマッチを行った三沢に突っ掛かっていったが、深追いしすぎて捕まってしまう。やっとの思いで自軍コーナーに戻っても、小橋と高山は場外でやりあっていてタッチができない。この仲間割れはセコンドの本田が間に入って必死に静止した。しかし、中嶋が小橋とタッチをかわすと、高山はすぐにリングに入って敵軍コーナーに一直線。他の2人を蹴散らして小橋をアシストする。小橋が高山を呼び込み、チョップとキックで三沢を攻める。逆に高山が小橋を呼び込み、高山のバックドロップに小橋がチョップをあわせるなど、スムーズな連携を見せると、2人のダブルブレーンバスターと中嶋のダイビングボディーアタックの3人合体技も披露した。しかし、終盤に再び中嶋が捕まり、杉浦のパワーボムと丸藤のニールキック合体、杉浦のジャーマンで劣勢となる。五輪予選スラムを切り返したが、ミドルキックをキャッチされてアンクルホールドに捕まった。1度は自力で脱出したが、再び捕まってタップ。小橋組の敗戦となった。
 試合後、中嶋とは握手を交わした2人だが、高山は小橋が差し出した右手を握ることはなく退場。「今後は向こうしだい。よろしくお願いしますと頭を下げたら考えてやってもいいよ」という高山に対し、小橋は「2回組んで2回とも負けてるから、もう1回組んで結果を残したい気持ちはあるけど、(高山が頼みに来いと言うなら)じゃあ、いい。これで終わりだよ。お願いなんてしないよ」と拒否した。
▽30分1本
斎藤彰俊
モハメドヨネ
○リッキー・マルビン
16分26秒
エビ固め
秋山準
青木篤志×
デイビー・リチャーズ
 ヨネが秋山と激しくやりあった。序盤から秋山を意識するヨネは、執拗に攻め込んでいく。ヒザ蹴りの連発で反撃されたが、倒れることなくフルスイングで顔に張り手を食らわせダウンさせる。これに怒った秋山の反撃にあい、場外に蹴り落とされてから、マットをはがしてのDDT、さらに張り手、ニーリフトを浴びたが、ヨネは薄ら笑い。終盤も場外でやりあい、エクスプロイダーを食らったが、その間にマルビンがサンタ・マリアで青木を沈めた。
▽30分1本
小川良成
田上明
○鈴木鼓太郎
11分12秒
体固め
本田多聞
菊地毅
伊藤旭彦×
 悪のジュニアタッグ王者となった鈴木が若手を一蹴した。菊地の急所に攻撃するなど、変わった姿を武道館ファンに見せつけた鈴木は、小川、田上とともにキャリアの浅い伊藤を攻め立てる。味方の援護を受けた伊藤の反撃に捕まり、本田の眉山式デッドエンドを浴びるピンチもあったが、ツームストンからブルーディスティニーで伊藤を仕留めた。
 試合後、次期シリーズで開催されるジュニアヘビー級タッグリーグ戦の出場チームが発表された。注目された中嶋勝彦(健介オフィス)のパートナーが飯伏幸太(DDT)と明かされると、場内は大きくどよめいた。他のチームはKENTA&石森、ブリスコ兄弟、青木&伊藤、マルビン&エドワーズ、ダニエルソン&リチャーズ、金丸&鈴木。
▽30分1本
○川畑輝鎮
志賀賢太郎
11分4秒
体固め
佐野巧真
太田一平×
 太田が先輩からの勝利をあと一歩で逃した。入場を奇襲され、ローンバトルを強いられたが、佐野が1人で2人を蹴散らす活躍で流れを変え、息を吹き返した太田も反撃。川畑をエアプレーンスピンで15回転させた。えびす落としで3カウントギリギリまで追い込んだが、これは志賀のカットに邪魔されてしまう。最後は川畑のラリアット、山折り、セントーン、パワースラム、パワーボム、ダイビングセントーンと大技連発の前に力尽きた。
▽30分1本
○泉田純至
平柳玄藩
10分7秒
片エビ固め
井上雅央
百田光雄×
 平柳がオープニングマッチで暴れた。悪童ぶりがますますエスカレートしている平柳は、先輩泉田に指示しながら試合を進める。ローンバトルを強いられる場面もあったが、先輩の頭をつかんで百田にたたきつける連携で流れをつかむと、泉田が隕石で百田を沈めた。試合後、泉田の急所に蹴りを見舞おうとした平柳だが、逆に蹴り、ヘッドバットを急所に浴びて悶絶していた。


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