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詳細速報 <全日本3・14両国>

◆全日本プロレス「2009 プロレスLOVE in 両国 Vol.7」

◇東京・両国国技館◇2009年3月14日◇17:00◇観衆8700人  
高山が3大メジャー単複王座制覇

 高山善広(42=高山堂)が史上初めてメジャー3大タイトルのシングル、タッグ完全制覇を成し遂げた。3冠ヘビー級王者グレート・ムタを13分42秒、エベレストジャーマンで撃破。第39代3冠ヘビー級王者になった。99年7月に大森隆男と組んで世界タッグ王座を奪取したのを皮切りに、01年12月にGHCタッグ王座(パートナー大森)、02年9月にGHCヘビー級王座、03年5月にIWGPヘビー級王座、04年2月にIWGPタッグ王座(パートナー鈴木みのる)を奪取。残るは3冠ヘビー級王座だけだったが、盟友鈴木みのるがムタに敗れたことで1月に武藤全日本初参戦。ついにこの日、前人未到の偉業を達成した。

▽3冠ヘビー級選手権試合60分1本
○高山善広
(挑戦者)
13分42秒
高角度原爆固め
グレート・ムタ×
(王者)
 帝王高山が魔界の住人ムタを下し、初めて3冠ヘビー級王座を手にした。ゴングと同時にドロップキック、バックドロップを浴びせたが、場外で鉄柵に投げられ、串刺しシャイニングウイザードを食らい、イスで殴られて大流血。カメラケーブルで首を絞められ、ドラゴンスクリュー、足4の字固めで劣勢になった。しかし、2度目の場外戦で逆にイスをムタの頭部に振り下ろすとマスクが外れ、頭部がむき出しに。ムタの顔も流血で真っ赤に染まった。リングに戻ると串刺しジャンピングニー、ダブルアームスープレックス、腕ひしぎ逆十字固めで攻め立てたが、グリーンミストで脱出され、シャイニングウイザードを前後前から3連発され、ムーンサルトプレスも決められた。これをカウント2で返すとシャイニングウイザードをブロックしてランニングニー2連発を浴びせた。3発目をドラゴンスクリューで切り返されたが、高山も両腕をクロスしてグリーンミストをブロック。ボディーにニーリフトを食らわし、エベレストジャーマンで3カウントを奪った。
 高山が「オレが新チャンピオンの高山善広だ! GURENTAI、全日本を面白くしていくぞ。ノーフィアー!」と勝利の雄たけびを上げると、リング上に世界タッグ、アジアタッグを持ったGRENTAIが集結。鈴木が「チャンピオンカーニバルも、オレたちGURENTAIが制圧するぞ。ケア、高山、決勝戦で戦おうぜ」とタイトル独占を宣言した。
▽世界タッグ選手権試合60分1本
○太陽ケア
鈴木みのる

(王者組)
20分21秒
片エビ固め
諏訪魔
近藤修司×

(挑戦者組)
 GURENTAIが3度目の防衛に成功した。開始早々に鈴木が諏訪魔をスリーパーで絞め上げ、前哨戦の30秒殺再現を狙った。これに怒った諏訪魔に場外まで追い回され、リング内外で試合が進行する展開に。鈴木は諏訪魔を挑発し続けながらハイジャックパイルドライバーを決め、ペースを握った。諏訪魔の爆発力で反撃され、ケアがサンドイッチラリアット、近藤の雪崩式アバランシュホールド、諏訪魔の回転ラリアット、近藤のランサルセ、諏訪魔の投げっ放しジャーマン、近藤のキングコングラリアットで追い込まれたが、鈴木が救出。諏訪魔にスリーパーを決め、ケアは近藤をフロントネックロックに捕らえた。鈴木が諏訪魔のバックドロップ、ケアもラストライドを浴びたが、場外に諏訪魔を落として近藤をリング上で孤立させる。ケアの波乗りスープレックス連発、垂直落下式ブレーンバスター、鈴木のゴッチ式パイルドライバー、ケアのTKO、TKO34thでフィニッシュした。
▽世界ジュニア・ヘビー級選手権試合60分1本
○カズ・ハヤシ
(王者)
37分4秒
片エビ固め
稔×
(挑戦者)
 カズが「胸を貸してあげる」と全日本ジュニアに殴り込んできた稔を下し、初防衛に成功した。トペで先制したものの序盤は腕を攻められて苦戦。ミドルキックをキャッチすればミノルスペシャルを決められ、コーナーに上がればハイキックで場外に落とされ、鉄柱にたたきつけられた。しかし場外ブレーンバスターで反撃し、WA4、コンプリートショットをコーナーマットにたたきつけるなど予測不能の攻撃を展開。雪崩式ファイナルカットを繰り出し、腕をロックした雪崩式フィッシャーマンバスターを食っても決着しない。ファイヤーバードスプラッシュ、腕ひしぎ逆十字固めで追い込まれたがロープエスケープ。ソバットで反撃に転じ、持ち上げて垂直に落とすファイナルカット。これはキックアウトされたが、最後はパワープラントで死闘にピリオドを打った。
 試合後は大和、KAI、NOSAWA、MAZADA、歳三もリングに上がる。NOSAWAがマイクを持ち「今年のジュニアタッグは盛り上がっちゃうんじゃないの? カズハヤシ、稔、歳三、KAI、大和、そしてもう1人、渕君! お前はかみつかないのか?」と、放送席にいた渕にも出場を要求。ジュニアタッグリーグ戦に向けてにらみ合った。
▽30分1本
○長州力
高岩竜一
10分13秒
体固め
西村修
征矢学×
 長州が22年ぶりの全日本参戦を勝利で飾った。自分を恨み続ける西村とタッグで対戦。先発してきた征矢にラリアットを浴びせて西村を引きずり出したが、闘志むき出しのナックルパンチ、コブラツイストを決められた。2度目のマッチアップでもサソリ固めをヒールホールドに返される劣勢。しかし絡んだのはこの2回だけ。合体パイルドライバーからラリアットで征矢を仕留めた。試合後、西村の足4の字固めを食い「テメェ、何十回でも何百回でもこのリングでやってやる。いつでもかかってこい、コノヤロー!」と挑発されたが、一瞥(べつ)することもなくリングを後にした。
▽30分1本
ゾディアック
○ジョー・ドーリング
9分47秒
片エビ固め
浜亮太×
 大相撲出身の401キロタッグ、曙と浜が両国がい旋試合を飾れなかった。ヘビー外国人のショルダータックルにビクともしない浜は、ツッパリ、ラリアットでドーリングを吹っ飛ばす。曙も巨体を生かして優勢に試合を進めた。ゾディアックのダイビングラリアット、ドーリングのチョーク攻撃で浜の動きが止まったが、ドーリングのラリアットにランニングネックブリーカーを合わせて再び反撃。曙とのサンドイッチボディーアタック、浜のスティンクフェース、ジャンピングボディープレスでドーリングを追い込んだ。しかし、コーナーに上った浜がセコンドTARUの白い粉攻撃を浴び、ドーリングのデスバレーボムに屈した。
▽30分1本
ヘイト
○歳三
TARU
14分47秒
片エビ固め
小島聡
KAI
大和ヒロシ×
 F4がブードゥーマーダーズ(VM)に敗れた。全日本を裏切った歳三の目を覚まそうとする大和がいきなり集中攻撃を浴びる。小島もヘイトの急所へのダイビングエルボードロップを浴びて動きが止まるなど、VMペースで試合が進んだ。やっと連係攻撃が決まるようになったところでKAIがヘイトに消火器を噴射されて戦線離脱。小島がTARUにラリアットを放ち、大和を歳三とリングで2人にさせたが急所蹴り、顔面ヒザ蹴り、変形フィッシャーマンバスターを浴びて沈んだ。
▽30分1本
荒谷望誉
○真田聖也
8分5秒
猛虎原爆固め
NOSAWA論外
MAZADA×
 真田が東京愚連隊を破った。序盤はローンバトル。パートナー荒谷は交代してもやれるだけで再びタッチを求めてくる。絶妙なコンビネーションの愚連隊にペースを握られたが、MAZADAのラリアットをかわしてバックドロップ、ジャーマンで反撃。このチャンスに荒谷がムーンサルトプレスを狙ったが、予想通り自爆。しかし、その間にMAZADAにタイガースープレックス。荒谷の力を借りずに1人で勝負を決めた。
▽30分1本
○渕正信 6分2秒
首固め
菊タロー×
 菊タローが定番コミカルマッチで存在をアピールした。序盤は劣勢も先にスタミナ切れした55歳の渕にカンチョー。調子に乗って村山レフェリーにも食らわせた。「オレをもっと呼ばんかい!」と全日本からの参戦オファーが少ないことへの怒りを表すと、ミサイルキックまで放つ。しかし「本日は全8試合もあるため、宴もたけなわではございますが…」と長いあいさつから放ったムーンサルトプレスを自爆。渕の連続首固めをかわし、逆に首固め。村山レフェリーにまで首固めを決めて強烈な張り手を浴びた。直後に渕に丸め込まれて3カウントを聞いた。


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