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詳細速報 <K-1 9・26韓国>

◆K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -FINAL16-

◇ソウル・オリンピック第1体育館◇2009年9月26日◇17:00 ◇観衆1万5417人  
武蔵引退、同期レバンナに判定負け

 武蔵(36=正道会館)が現役生活に別れを告げた。「負けた時点で引退」と決めて臨んだWORLD GPの開幕戦でジェロム・レバンナ(フランス)と対戦。強打が売りのK-1同期生に対してパンチ主体で真っ向意勝負を挑み、3回にダウンを喫するなど0-3で判定負けした。得意のミドル、ハイキックを封印し、勝つことよりも倒すことにこだわったヘビー級戦士らしい試合で14年間のプロ格闘家生活にピリオドを打った。  WORLD GP初挑戦の京太郎も健闘及ばずカラエフに判定負けした。12月5日に横浜アリーナで行われる決勝トーナメントにはレバンナ、カラエフのほかバダ・ハリ、オーフレイム、ボンヤスキー、ジマーマン、テイシェイラ、シュルトの8人が勝ち進んだ。

▽FINAL16 3分3回延長2回
○バダ・ハリ 1回2分15秒
KO
ザビット・サメドフ×
<1回>バダ・ハリは右ローから入った。突き下す左ジャブでサメドフはスリップダウン。左ジャブ、右ストレートから右ロー、左右ボディーフックと攻撃が多彩だ。相手のスイング気味の右フックをかわした後、思い切りステップインして左ジャブから右ストレートをボディーへ持っていった。コーナーで腰を落としたサメドフはマウスピースを吐き出して立ち上がれない。バダ・ハリの鮮やかなワンパンチKOだった。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○アリスター・オーフレイム 判定 ピーター・アーツ×
<1回>アーツがオーフレイムの右パンチにいきなりダウンした。スリップの判定だったが、アゴ先をかすめていた。立ち上がったアーツだがロープ際に後退する。左右のショートフック、右ロー、左ヒザと猛攻にさらされた。アーツの体が揺れる。右ロー、左ハイの反撃もまったく通じない。左フックを食ったところで終了のゴング。
<2回>アーツが捨て身の攻撃に出た。左フック、右ストレート、右ローのコンビネーションだ。しかし、オーフレイムに押される。右から左フックでロープに詰められて左ヒザをボディーに合わせられた。右ロングフックから左跳びヒザが顔面に飛んでくる。アーツの左ハイには力がない。
<3回>アーツは首を抱えられて右ヒザを食った。クリンチ状態になるとパワー負けして何もできない。いきなり右バックハンドを出したが当たらない。オーフレイムの動きは1回から不変。アグレッシブに前に出て左右フックをたたきつけてくる。アーツは1発逆転を狙ってパンチを狙うが、オーフレイムのガードを最後まで破れなかった。判定は0-3。K-1のレジェンドが完敗を喫した。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○ジェロム・レバンナ 判定 武蔵×
<1回>武蔵は右ジャブでレバンナをけん制する。左ミドル、左ストレートを食ったが連打は許さない。右ボディーから左ショートで応戦する。パンチだけでキックを出さない。リング中央でワンツーがヒット。レバンナが後退した。右ジャブから右ハイを出したところでゴングが鳴った。
<2回>武蔵がいきなり左バックハンドを出した。直後に激しいパンチの交換もクリーンヒットはない。武蔵はまだ蹴りを出さない。ジャブを出すがレバンナにロープ際に追い込まれる。左ミドルを食った直後にやっと強い右ミドルを返した。しかし、武蔵はキックよりもパンチで勝負を挑む覚悟のようだ。
<3回>武蔵はレバンナの後ろ回しを辛くもかわした。右ジャブからチャンスを狙う。左ミドル、右ハイをブロックし、激しく打ち合う。ショート連打を顔面に浴びてダウン。立ち上がって必死に反撃を試みる。右アッパーから左ストレートを決めたが、レバンナのパンチも食った。必死で踏ん張り、あくまでパンチにこだわって両拳を振り回しながら無常のゴング。0-3の判定負け。日本のヘビー級を背負ってきた武蔵は、勝利よりもKOにこだわってラストマッチを終えた。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○セーム・シュルト 判定 ダニエル・ギタ×
<1回>シュルトが左ジャブ、左前蹴りで先制した。ギタの右ローを左スネを突き出すようにカットする。左ジャブを打ち下ろして距離を詰めようとした時に右フックのカウンターを食い、左ハイを追い撃ちされたが冷静に対応。左ジャブを軸にした攻撃が効果的だった。
<2回>シュルトがプレッシャーをかけながら前進する。ショートのワンツー、左ミドルで攻め立てる。さらに左ジャブ連打から左ヒザ、右ローと攻勢。ギタの左フックにアゴを上げたが、すぐさま左ジャブを返して盛り返した。
<3回>シュルトの強打がさく裂した。ギタが右ローを打ってきた瞬間、突き刺すような左ジャブをカウンターでヒットしてカウント8のダウンを奪取。立ち上がったところに右ショートフックをたたき込んで2度目のダウンをマークした。ギタはしぶとく立ってきたが、その後もパンチをまとめて終了ゴング。V3王者シュルトが完勝で復活した。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○エヴェルトン・テイシェイラ 延長2回
判定
シング“心”ジャディブ×
<1回>テイシェイラはリング中央にどっしりと構え、右回りに足を使うジャディブの動きを追う。タイミングを見て左フックから右フックを放ってロープに追い詰める。やや振りが大きいが迫力は満点だ。ジャディブは左ジャブから右、左ハイというオーソドックスな攻めで対抗した。
<2回>テイシェイラが強烈な右ローを2発。ジャディブの左ハイをブロックし、再び右ローからコーナーに追う。攻撃の軸をパンチから右ローに切り替えた。中盤以降は左ローも織り交ぜながら接近し、右フックから返しの左。テイシェイラの攻勢が目立った。
<3回>テイシェイラが左右のローを放つが、その次の攻め手がない。接近するとジャディブのクリンチに遭い、パンチを封じられた。強引に距離を詰めるとカウンターの左ショートパンチをアゴに食って一瞬腰を落としたが、持ちこたえてパンチで反撃した。判定決着になったがジャッジは0-1、2人がドローで延長になった。
<延長1回>テイシェイラは左ミドル、右ロー、左ジャブを打ちながら接近する。しかし、クリーンヒットがない。逆にジャディブの右ロー、左右ショートフック、左ヒザを浴びた。テイシェイラの手数が減った。手も足も出ない。ロープ際でもつれるシーンも多くなった。判定は3人ともドローで再延長へ。
<延長2回>テイシェイラの動きに切れがなくなった。ジャディブの左ハイにバランスを崩してスリップダウン。接近されて右ヒザをボディーに食い、後退する場面も。力を振り絞って左右のフックを振り回すがダメージを与えられなかった。クリンチを振りほどけないまま時間が過ぎ、明確な差がつかないまま試合は終わったが、判定はテイシェイラ。極真世界王者が辛くも面目を保った。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○ルスラン・カラエフ 判定 京太郎×
<1回>京太郎はフットワークを使い、リングを広く使って距離を取る。カラエフのバックハンドをかわし、コーナーに詰められても冷静にカウンターを狙う。右ロー、左ジャブでタイミングを計り、決して足を止めない。終了間際に右ロングフックが飛んできたが、バックステップできれいにかわした。
<2回>京太郎は左ローを放ちながらステップを踏む。足を止めずにダッキング、ウィービングでカラエフのパンチ、左ハイをかわし続ける。打たれてもクリーンヒットは許さない。押し込まれてはいるが、右ショート、右フックのカウンターを顔面に決めるシーンもあった。しかしこの回はカラエフがポイントを取った。
<3回>京太郎が逆転へ前に出た。右ローからワンツーを狙ったが、カラエフの右バックハンドを顔面に浴びた。瞬間動きが止まったが、それでも相手の左ボディーに合わせて右のカウンターをヒットするなど逆襲。ラスト30秒からはカラエフの左に対して右、右、右と執ようにパンチを繰り出したが、明確なポイントを奪うには至らなかった。判定は0-3。京太郎の健闘は及ばなかった。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○エロール・ジマーマン 判定 グラウベ・フェイトーザ×
<1回>エロジマンが左ジャブから右ストレート、左フック、右ローで口火を切った。フェイトーザの左ミドル、ハイはしっかりガード。その後、左ミドルを食って動きが止まったが、残り30秒からラッシュ。右フックをかわして左フックから右アッパー、右フックでフェイトーザを棒立ちにさせた。
<2回>エロジマンが先手で攻める。右ロー、ワンツー、右跳びヒザ、いきなり放つ右フックで攻勢。右ヒザでフェイクを入れてから右フックをヒットするなど自在な戦いぶりを見せる。ロープ際でのパンチ交換でも右フックの連打で完全に上回った。フェイトーザは手数が減り、ハイキックにも威力がなくなった。
<3回>エロジマンがフェイトーザをロープに誘う。ロープを背にしながら右ハイをカウンターで狙った。しかし、一瞬のスキを突かれてフェイトーザの右ハイを側頭部に食うと動きが止まる。左ミドル、右ストレートに体が大きく揺れたが何とかしのぎ切った。判定は2-0。エロジマンが追い上げをかわし、僅差で勝ち進んだ。
▽FINAL16 3分3回延長2回
○レミー・ボンヤスキー 判定 メルヴィン・マヌーフ×
<1回>開始40秒までにらみ合いが続いたが、ボンヤスキーが右ハイを放って戦闘開始。前回王者はマヌーフが接近してパンチを繰り出す瞬間に右ヒザを合わせる戦略だ。終盤にマヌーフの右フックをガードの上から受けてロープ際まで吹っ飛ばされたが、何とか体勢を立て直した。
<2回>ボンヤスキーがガードをを固めプレッシャーをかけ始めた。1回に続いてマヌーフの右パンチに合わせて右ヒザを突き上げる。連打を仕掛けられてもロープ際で巧みに体を密着させて、クリーンヒットを許さない。しかし慎重な戦いぶりでポイントに差がつかない。
<3回>ボンヤスキーはロングレンジからワンツー、左右ハイキックを狙うがクリーンヒットしない。1分過ぎからは思い切って接近し、左右パンチから右ヒザ、左右ミドル、右ローのコンビネーションで攻勢。特に右ローが効果的だった。マヌーフも右フックをボディーから顔面にダブルで狙ったが、決定的なダメージを与えられなかった。緊迫感に包まれたまま終了のゴングが鳴り、ボンヤスキーが3-0の判定で注目のオランダ対決を制した。
▽スーパーファイト3分3回延長1回
○金泰泳 1回終了
失格
カタリン・モロサヌ×
<1回>体格で上回るモロサヌが金を圧倒した。距離を取り、左ロー、ミドルを放ちながらロープ際に追い込むとワンツーを正確にヒットする。金は打たれながらもカウンターのチャンスを狙う。狙いは右ミドルだ。リング中央で金がその右ミドルを放った直後にラウンド終了のゴングが鳴ったが、モロサヌは右から左ストレートをカウンターでアゴへ。金は仰向けにダウンして試合続行不可能になった。モロサヌのゴング後のパンチは悪質な反則と判断され、失格負けのジャッジが下った。
▽スペシャルファイト3分3回延長1回
○イム・チビン 判定 タヒール・メンチチ×
 
▽スペシャルファイト2分3回延長1回
○イム・スジョン 判定 チェン・チン×
 
▽オープニングファイト3分3回
○ソン・ミンホ 1回終了
失格
キム・ネチョル×
 
▽オープニングファイト3分3回
○ミョン・ヒョンマン 判定 洪太星×
 


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