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詳細速報 <新日本8・16両国>

◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 2009 ~New Lords,New Laws~」

◇東京・両国国技館◇2009年8月16日◇15:00◇観衆1万1000人  
真壁が中邑下して夏のG1初制覇

 真壁刀義(36)が悲願のG1クライマックス(G1)初優勝を飾った。準決勝でノアの杉浦貴(38)を破り、決勝で中邑真輔(29)を18分29秒、キングコングニーからの体固めで撃破した。デビュー12年6カ月でのG1制覇は、80年以降デビューしたレスラーとしては史上3番目の長さ。これまでIWGPヘビー級王座挑戦2度失敗、ニュージャパン杯、G1、ゼロワン「火祭り」など5度準優勝に終わっていた万年2位の男が、ようやくシングル戦での頂点に立った。

▽G1クライマックス優勝決定戦時間無制限1本
○真壁刀義 18分29秒
体固め
中邑真輔×
 真壁がついに真夏のG1初優勝をつかんだ。代名詞でもあるチェーンを本部席に置き、ゴング前にセコンド本間を退場させて真っ向勝負をアピール。中邑もこれに応えてセコンド矢野を退かせて試合はスタート。真壁は中邑のヒザ蹴りを何十発も食った。額からの流血もあって立っているのがやっとの状態だったが、右腕ラリアットで必死の抵抗を続けた。頼みの右腕を腕ひしぎ、キックで破壊され、タイガースープレックス、ランドスライド、ボマイエの必殺フルコースを浴びても心は折れない。ボマイエをガードしてラリアット、ジャーマン、スパイダージャーマンと怒とうの反撃。最後はトップロープからのキングコングニードロップ2連発で中邑を粉砕した。07年ベスト4、08年準優勝を経て「夏男」の称号を手にした。
 試合後のインタビューではドスの効いた声で「負けられねぇんだよ」を連発。ファンに「サンキューな」と応えると、棚橋からIWGPベルトを奪取すると宣言した。さらに、控室前でゼロワン火祭り優勝者の崔領二と遭遇。対戦を迫られると口約束ではあるが「やってやろうじゃねえか」と受け入れた。"
▽30分1本
○永田裕志
蝶野正洋
12分52秒
岩石落とし固め
石井智宏×
飯塚高史
 蝶野が健在ぶりを示した。序盤は飯塚組のラフファイトに押され、場外でイス攻撃を浴びる苦しい展開。レフリーのブラインドを突いた反則攻撃で永田もグロッギーに。だが、永田のエクスプロイダーから蝶野がダイビングショルダー、STFで飯塚を追い込む。石井に的を絞ると、シャイニングケンカキックで永田をアシスト。最後は永田がバックドロップホールドで石井をフォールした。
▽30分1本
○矢野通
カール・アンダーソン
ジャイアント・バーナード
12分04秒 
エビ固め
金本浩二×
大森隆男
中西学
 中西が試合には敗れたが大暴れした。バーナード相手にラリアット、水車落とし、アルゼンチンバックブリーカーとケタ外れの野人パワーを発揮。さらに、矢野とアンダーソンを1人で投げ捨てた。金本がアンクルホールドで矢野をあと一歩まで追い詰めたが、混戦のスキを突かれて鬼殺しに屈した。
▽30分1本
○田中将斗
邪道
12分40秒
片エビ固め
井上亘×
後藤洋央紀
 邪道、田中のコンプリート・プレイヤーズが完勝した。卓越したチームワークで井上を集中攻撃。難敵後藤も邪道がクロス・フェイス・オブ・JADOで切り返し、主導権を渡さない。最後も邪道の竹刀アシストから田中がスライディングDで井上を沈めた。
  勝利の余韻も束の間、セコンドの外道がノアの金丸、平柳に強襲されて遺恨が深まった。
▽G1クライマックス準決勝時間無制限1本
○中邑真輔
(Bブロック1位)
13分31秒
片エビ固め
棚橋弘至×
(Aブロック同率1位)
 中邑がG1全勝優勝に王手をかけた。ライバル心むき出しで棚橋にエルボーをたたき込んだ。エンドレスかと思われたエルボー合戦だが、ナックルパンチでこれを制すると左ハイキック一閃。グラウンドでのドラゴンスクリュー、だるま式ジャーマンで攻め込まれたが、ハイフライフローをかわしてリバースパワースラム、雪崩式ランドスライドからボマイエで3カウントを奪った。
▽G1クライマックス準決勝時間無制限1本
○真壁刀義
(Aブロック同率1位)
11分57秒
片エビ固め
杉浦貴×
(Bブロック2位)
 真壁が杉浦を破り、2年連続でG1決勝へ駒を進めた。序盤で額から流血し耐える時間が続いた。得意のスパイダージャーマンもかわされ、コーナーへのパワーボム、ジャーマン、ドラゴンスープレックスの猛攻を受けた。だが、オリンピック予選スラムをこらえるとラリアットを口火にパワーボム、スパイダージャーマンで反撃。トップロープからのキングコングニードロップを後頭部へ落としてフィニッシュした。  
▽20分1本
○プリンス・デヴィット
田口隆祐
タイガーマスク
14分46秒
  片エビ固め
タイチ×
ミラノコレクションA.T.
獣神サンダー・ライガー
 ジュニア戦士の白熱戦だった。6人がそれぞれに持ち味を発揮し、一進一退の攻防が続く。圧巻はミラノ、タイチがトラースキックを、ライガーが掌底をデヴィットに同時に浴びせたトリプル攻撃。流れを引き寄せたかに見えたライガー組だが、タイチがデヴィットの垂直落下式ブレーンバスター、さらにミラノのトラースキック誤爆を浴びて万事休す。田口、デヴィットの合体技ブラックホールバケーションに沈んだ。  
▽20分1本
○TAJIRI
6分15秒
片エビ固め
岡田かずちか×  
 TAJIRIが岡田を一蹴した。岡田の勢いにまかせた攻撃をバックドロップ1発で寸断し、グラウンドでのスリーパーでスタミナを奪う。ハンドスプリングエルボーをドロップキックで迎撃されても冷静。グリーンミストを噴射することもなく、タランチュラ、バズソーキックで勝負を決めた。


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