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詳細速報 <戦極1・4埼玉>

◆戦極の乱2009

◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ◇2009年1月4日◇16:00  
五味が北岡に完敗、対日本人初黒星

 五味隆典(30=久我山ラスカルジム)は日本人に初めて負けた。ライト級王座決定戦で北岡悟(28=パンクラスism)と対戦し、開始直後のグラウンドで右アキレス腱固めをガッチリ決められ、1分41秒でタップした。これまで総合格闘技のキャリアは30戦を超えるが、4つの敗戦はすべて外国人選手。対日本人初黒星、しかもたった101秒での完敗でエースは屈辱にまみれた。
 ミドル級王座決定戦は三崎和雄(32=GRABAKA)が多彩な攻めでジョルジ・サンチアゴ(28=アメリカン・トップチーム)をリードしながら、最終5回にチョークスリーパーを決められてレフェリーストップのTKO負け。手に入れかけたベルトを取り逃がした。
 吉田秀彦(39=吉田道場)は菊田早苗(37=GRABAKA)に2回中盤以降、グラウンドで一方的に攻められて判定負けした。

▽戦極ライト級王座戦5分3回
○北岡悟 1回1分41秒
アキレス腱固め
五味隆典×
 北岡が1分41秒で五味に1本勝ちし、ベルトを手に入れた。左フックを放ちながら接近し、五味の右腕を絡め取るようにしてグラウンドに持ち込んだ。次の瞬間には右腕で右足をしっかりキープしてアキレス腱固め。五味はレフェリーの確認に「効いてない」を首を振ったが、北岡はすかさず体を反転させ、うつぶせの体勢に。リングに腹ばいの状態で体の自由が利かなくなった五味は、タップするしかなかった。北岡の完勝。総合格闘技で対日本人無敗を誇ったエースに土をつけ、初防衛戦での再戦と勝利を堂々と宣言した。
▽戦極ミドル級王座戦5分3回
○ジョルジ・サンチアゴ 5回3分26秒
  TKO
三崎和雄×
 三崎が逆転TKO負けでタイトルを逃した。5回2分近くにスタンドの接近戦からもつれるようにグラウンドへ移行。サンチアゴに上のポジションを許し、ハーフガードを強いられた。左パンチをかわそうと体をひねったところをマウントからバックマウントに入られ、チョークスリーパーをガッチリ決められて万事休す。最後までタップはしなかったが、レフェリーに試合を止められた。1、2回はほぼ互角の打撃戦。3回から左ボディーフック、バックスピンキック、左インロー、右ロー、飛びひざ蹴りを織り交ぜた多彩な攻めで試合をリードしていただけに、悔やみきれない敗戦になった。
▽5分3回
○菊田早苗 判定 吉田秀彦×
 菊田が吉田を判定で下す殊勲の白星を挙げた。1回は吉田の打撃にパワー負けし、タックルからグラウンドに誘ってクローズドガードに追い込んでも、下から右パンチを鼻柱に受けて流血した。しかし2回から流れが変わった。左右のパンチを浴びてグラウンドで下になりながら、足を狙ってヒールホールドを仕掛ける。左、右、さらに左足と執ように関節を決め続けて吉田のペースを完全に崩し切った。3回は打撃をかわしてグラウンドに持ち込み、バックマウント、マウントポジションをキープしながら拳を振り下ろし続けるなどワンサイド。赤く腫れた吉田の顔を見てもダメージは明らかだった。判定は2-1だったが、菊田の快勝だった。
▽5分3回
○キング・モー 1回3分54秒
TKO
内藤征弥×
 モーが打撃でも進化を見せた。1回3分30秒をすぎた時だ。左パンチをフェイント気味に空振りしてから放った右フックが内藤のアゴをとらえる。リング中央からコーナ-まで吹っ飛び、前かがみになった内藤にパンチを振り下ろす。さらに反対側のコーナ-まで追いかけて左パンチを連打したところでストップ。08年の全米アマレス・フリー84キロ級王者は得意のタックルを狙わず、立ったままで完勝した。
▽5分3回
○アントニオ・シウバ 1回1分42秒
TKO 
中尾“KISS”芳広×
 中尾が左ひざを負傷して1分42秒、レフェリーストップによるTKO負けを喫した。コーナーに詰まりながら、接近してきたシウバにオーバーハンドの左フックを放った時、踏ん張った左脚を不自然な形でひねった。その後に顔を歪めて座り込み、戦闘不能に。試合は止まった。シウバは開始直後のグラウンドで、フロントチョークを決めながら2度ローリングして攻め立てるなどテクニックを発揮。スタンドでも強烈な右ローを中心に中尾を押し込んでいた。ントチョークを決めながら2度ローリングして攻め立てるなどテクニックを発揮。スタンドでも強烈な右ローを放つなど中尾を押し込んでいた。
▽5分3回
○光岡映二 1回4分22秒
腕十字固め
セルゲイ・ゴリアエフ×
 光岡が鮮やかに1本勝ちした。1回のゴング直後にゴリアエフに組みついてグラウンドに持ち込むと、上になってクローズドガードに追い込み、サイド、さらにクドーズドとポジションを移動。両手、両足を巧みに使って相手の動きをコントロールし、ついにマウントポジションを手に入れた。その直後に左腕を絡め取ると逆十字に瞬間移動。五味を破っているゴリアエフは何もできないままタップするしかなかった。
▽5分3回
○チェ・ムベ 2回2分22秒
TKO
デイブ・ハーマン×
 チェ・ムベがストップ勝ちした。1回はハーマンのパンチ、右ひざ蹴りに押され、グラウンドでも劣勢。終了間際に右のパンチからグラウンドに持ち込み、アームロックで左腕を固めようとしたのが唯一の見せ場だった。ところが2回になるとハーマンは明らかなスタミナ切れ。苦しそうに口を開き、ほとんど手が出ない。チェは思い切り踏み込んで右フックでぐらつかせ、左、右と連打。ロープ際で背中を向け、戦意を失ったハーマンを見てレフェリーが割って入った。米総合格闘技で13連勝無敗のレコードを引っさげて初参戦したハーマンだが、実力には「?」がついた。
▽オープニングファイト5分2回
○マキシモ・ブランコ 1回38秒  TKO 井上 誠午×
▽オープニングファイト5分2回
○入江 秀忠 2回4分21秒
TKO
加藤 実×


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