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大相撲

夏の絵日記2016

8月27日 正代

正代

 スケッチブックを受け取った瞬間から、正代関はものすごく頭を悩ませていました。「絵はダメなんです。何を書いたらいいのか。美術の成績は2。小学校のときの絵日記は描いた記憶がない。お姉ちゃんが描いていたのかなぁ…」。

 悩みに悩んで決めた題材は「バス」でした。「最初は飛行機を描こうと思ったんですが、飛行機はこの巡業で1度しか乗らない。バス移動がほとんどだから『長かったなぁ』という思い出を」。窓の先頭には正代関が見えています。

 「5歳児の絵ですね」と苦笑いを浮かべましたが、何を何を、かわいらしい絵の完成です。悩み抜いて、それでも苦手な絵に果敢に挑んだ姿が目に浮かびます。「すごいストレスでしたよ。本場所以上」と笑った関取。それなら本場所は、少しはポジティブに臨めるのかな。最後には「久しぶりに童心に返ったと言うか、あらためて自分の絵の下手さに気づかせてくれました」と、子どものような笑顔を見せてくれました。




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