8日から始まる大相撲春場所(大阪・ボディメーカーコロシアム)で34度目の優勝を狙う横綱白鵬(29=宮城野)が4日、大阪・堺市の宮城野部屋で稽古をこなした。

 2日は尾車部屋、3日は春日野部屋で出稽古していたが、この日は自分の部屋で体を動かした。

 数人の後援者が見守る中で、身ぶり手ぶりで若い衆の指導も行った。3日の前夜祭では「モンゴルで労働英雄賞、日本の国民栄誉賞にあたる素晴らしい賞をもらったことで、あらためて頑張らなきゃいけないと感じた」と話しており、この日も約1時間30分と短時間ながら集中した表情で汗をかいた。終了後は無言で引き揚げ、報道陣への対応はなかった。