大相撲の大関稀勢の里(28=田子ノ浦)が5日、大阪市内の部屋で三番稽古を行った。

 弟弟子で東前頭3枚目の高安(25)と28番を取り、6連敗から22連勝。もろ差しから力強く寄り切るなど尻上がりに調子を上げたが「最初がちょっと…ああいうのが大事」と自己評価は厳しかった。

 出稽古では調子もいまひとつだったが「感触はいいと思いますよ」と手応えもつかんだ様子。残り2日でさらに調整を進めていく。