ボディービル出身の朝山端(22=高砂)がようやくデビューした。前相撲で、新弟子検査で最軽量67キロだった竹内(15=北の湖)に頭からぶつかり、そのまま勢いよく押し出し。1秒足らずで勝負を決めた。

 本来は2日目の9日から出場する予定だったが、右足小指の皮がめくれて蜂窩(ほうか)織炎になり、8日に入院した。前日に退院したばかりだが「ほぼ治りました。早く同期生に追いつきたい」。

 ボディービル時代の得意のポーズ「フロント・ダブル・バイセップス」も披露し「東京に行ってからが本当の勝負です」と、挽回へ意欲十分だった。