春場所で左膝を負傷した幕内遠藤(24=追手風)について、師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は28日、夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)出場の可否を初日の1週間前を目安に決断する考えを示した。

 「初日の1週間くらい前に結論を出します。(土俵の)中で稽古できないと無理でしょう」と判断基準を明かした。

 遠藤はこの日、脚を高々と掲げる四股やてっぽうなどで汗を流した。29日に一般公開される横綱審議委員会の稽古総見(国技館)は欠席する。