左肩の腱板(けんばん)損傷で春場所を休場した横綱鶴竜(29=井筒)が、夏場所(10日初日、東京・両国国技館)も全休することが決まった。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が7日に明かした。

 横綱の連続休場(途中休場含む)は08年の朝青龍以来。けがによる初日からの連続全休は、03年初場所から3場所連続で全休した武蔵丸以来、12年ぶりとなる。

 7日午後から都内の病院で検査した後、井筒部屋で会見した鶴竜は「腱板(けんばん)は良くなっているが、腱板と一緒になっているスラップ…肩の内側の傷が治っていない。さらに1カ月かかると言われました。出場したい気持ちでずっとやってきたが、横綱は出るからには結果を残さないといけない地位。中途半端にはできないと(休場を)決めました」と明かした。井筒親方も「稽古もやって、トレーニングもしてきたんですが、もう少し時間が必要だったかなと思います」と話した。

 今後はリハビリをこなしつつ、名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)出場を目指す。「名古屋場所では完全に治ると思う。感覚を戻すのが大変だが、今までがあるので、できるだけのことをやっていけば、すぐ戻ると思う。マイナスじゃなく、プラスに考えていく」と決意を語った。