大相撲夏場所12日目は21日、東京・両国国技館に定員の1万806人を集め、12日間連続の大入りを記録した。

 残り3日間は既に前売り券が完売しており、1月の初場所から3場所続けて満員御礼15日間が確実となった。3場所連続は「若貴ブーム」に沸き、1990年初場所から97年春場所に44場所連続を記録して以来。

 21日は午前8時半に入場券が完売し、今場所6度目で2日連続の「札止め」を記録。日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は大盛況に「優勝の行方が最後まで分からなくなれば、お客さんも興味が湧くだろう」と久々の大混戦を歓迎した。