日本相撲協会は29日、名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 新入幕の青狼(26=錣山)は師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が体調不良のため、1人で会見し喜びを口にした。初土俵から59場所に「長かった。2、3年早く上がりたかった」と笑顔で振り返った。角界入りの橋渡し役で、しこ名の考案者でもある元横綱朝青龍のドルゴルスレンダグワドルジ氏から「お前みたいに弱いオオカミはいない」と言われ、奮起して昇進。2桁勝利を目標に掲げた。