大相撲の幕内嘉風(33=尾車)に5日、斬新なデザインの化粧まわしが贈られた。

 素材は油絵の具が練り込まれた樹脂粘土。立体式の富士山と花びらが形作られている。「クレイデコレーション」という手法で、絵柄は着脱可能という斬新さ。クレイデコレーション協会の原志津香代表と、嘉風の愛夫人が知人なことから実現した。

 名古屋市内で贈呈式が行われ、名古屋場所で用いるという嘉風は「デザインされた富士山のように日本一になれるように、また華やかな相撲を取れるように稽古に精進します」と話した。