横綱白鵬(30=宮城野)の最多優勝記念祝賀会が29日、福岡市内のホテルで約750人が出席して行われた。

 初場所で大鵬を抜く史上最多33回目の優勝を達成し、現在35回まで達している白鵬は「昭和の大横綱、大鵬関の32回の偉大な記録を超えることは、目に見えない何かがなければ、できなかったと思います。この国の魂、相撲の神様が認めたから、この偉大な記録があると思います」とあいさつ。

 左膝の負傷明けで、まだ九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の出否は決断していないが「先場所は9年ぶりに休場してたくさん寝ることができました。年1回の九州場所でリベンジしたいなと思ってます」と意欲をのぞかせた。