伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が、横綱日馬富士の2年ぶりの優勝を喜んだ。

 審判部長として、弟子に直接、土俵上で優勝旗を手渡した。目が潤んでいたようにも見えたが「いつも(うるっと)きてるよ。ずっと待ってたからね。(優勝旗を)渡したことがなかったから」と振り返った。

 優勝できた一因として、ケガが治ってきたことを指摘し「特に足が楽になっているから、相撲が速くなる」と説明。「でもまだ完全じゃない。完全に治って稽古を積み重ねれば、まだまだいける」と今後にも期待した。