ことしの全日本実業団相撲選手権個人を制し、大相撲の幕下15枚目格付け出し資格を得た坂元元規(23=日大職)が追手風部屋に入門し、初場所(来年1月10日初日・両国国技館)でデビューする意向であることが17日、分かった。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)が明らかにした。

 日本相撲協会に付け出しの承認を受け、新弟子検査に合格すれば初場所で初土俵を踏む。183センチ、170キロを誇る坂元について、同親方は「期待はするが甘い世界ではない。厳しく育てていく」と話した。追手風部屋には日大出身の幕内遠藤らが所属している。