横綱日馬富士(31)、大関照ノ富士(23)ら5人の関取衆を擁する伊勢ケ浜部屋が26日、東京・墨田区内の部屋で、年末恒例の餅つきを行った。

 朝早くから、遠方から駆けつけた後援者ら多くの部屋関係者が集まり、力自慢の力士たちが次々と、餅をつきあげた。

 日馬富士は、車でやってきた関係者を手を引いて出迎えるなど、サービス精神旺盛にふるまった。昨年の今ごろはまだ平幕ながら、1年たって新三役も駆け抜け一気に大関まで昇進した照ノ富士も、笑みを浮かべながら対応。ただし、正月気分も漂うお祭りのようなムードにも「(正月)気分なんて、ないって。ないない」と笑いながら首を振った。さすがにこの日は稽古休みだったが、27日から再開し、年末は31日の大みそかまで稽古が続く。お正月気分に浸れないのも、無理ないか…。