11年5月の技量審査場所の初土俵以来、初めての休場となった大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)について、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「右肩を骨折してるから無理でしょう。(負傷したのは4日目の)碧山とやった時」と明かした。照ノ富士は5日目の旭秀鵬戦に敗れた際、苦痛で顔をゆがませ、支度部屋では取材拒否して患部を氷で冷やすなどしていた。

 関取最年長で同部屋の東前頭筆頭安美錦(37)も、インフルエンザで休場。3日目には横綱鶴竜から金星を挙げるなど奮闘していたが「相手に移しちゃいけない。(再出場は)するでしょう」と話した。