大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりに優勝した大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)が30日、都内で昨年7月に結婚した祐未夫人(29)と挙式・披露宴を行った。

 約630人から盛大に祝福されて、琴奨菊は「苦しいときに支えてくれた皆さんに、祐未をお披露目できてうれしい。最高の披露宴を迎えられました」と喜んだ。

 最初に挙式を行い、続いて披露宴の形を取った門出の宴。初優勝で迎え、さらにこの日は自身32歳の誕生日だった。「最高の形でスタートしました。2人で力を合わせて、もっともっと頑張りたい」と誓った。

 大関をサポートしてきた祐未夫人は「まさかこんなすてきな展開があるとは予想していなかったので、準備でバタバタしてしまいましたが、喜びの中で、慌ただしく幸せに過ごせた1週間でした」と振り返った。

 春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)では綱とりが懸かる。琴奨菊は「勝負師は負けたら、妻のせいにされる場合がある。もっともっと頑張って、いっぱい笑顔をつくれるように頑張っていきたい」と誓った。