大相撲の幕内で、香川県小豆島町出身の琴勇輝が30日、母校の小豆島がセンバツ大会に21世紀枠で初出場を決めたことに「小さな島から甲子園に出られることが驚きであり、本当にうれしい」と喜びを語った。

 24歳の琴勇輝は力士になるために高校を1年で中退。

 ただ故郷を愛する気持ちは変わらず、小豆島町にふるさと納税をしている。お礼として受け取った特産品の「オリーブ牛」1頭分を母校に贈呈したばかりで「甲子園出場を願って前祝いの意味でもあった。島民みんなが応援しているので、選手は夢の舞台で思い切りプレーしてほしい」とエールを送った。