左膝と右足首のけがで初場所を途中休場した幕内遠藤は10日、埼玉・草加市の追手風部屋で四股を踏んで汗を流した。最初は痛めている箇所をかばうそぶりも見せたが、徐々に脚を高々と掲げた。

 師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は、半月板も痛めている左膝の手術はしない方針を示している。本人は口を開かなかったが、治療も交えながら少しずつ感触を確かめていく。