大相撲のモンゴル出身力士で最古参となる十両朝赤龍(34=高砂)が14日、都内でデレゲレツェツェゲ夫人(34)と結婚披露宴を行い、日馬富士、鶴竜の両横綱や高知・明徳義塾高の後輩に当たる大関琴奨菊ら約400人から祝福された。

 2人は小学校の同級生。06年名古屋場所で新三役に昇進した後、帰国した際、ウランバートルのショッピングセンターで偶然、再会したのがきっかけだった。「14年ぶりに会って、もしかしたら同級生だなと思って声を掛けました」。

 そこから交際に発展し、結婚。長女、長男も誕生しており、昨年秋場所の再入幕をきっかけにやっと式を挙げた。

 朝赤龍は「本当にうれしい限りです。妻と子どもたちで幸せで明るい家庭をつくっていきたい。一生懸命頑張ります」と誓った。