新入幕の錦木(25=伊勢ノ海)は、何とか幕内残留となりそうだ。西前頭10枚目の徳勝龍(29=木瀬)に1度は攻め込まれながらも、左下手を命綱に粘り腰を発揮して攻め返し、最後は寄り切った。

 東前頭14枚目で貴重な7勝目を挙げて15日間の戦いを終え「疲れました」と苦笑い。十両と幕内の違いについては「調子良くても、自分の相撲を取らせてくれない。いい立ち合いができても、自分の形になれなかった」と分析。今後、磨くべきところについては「何でも全部、何もかも」と、どんよくに話した。

 6月6日から、地元岩手・盛岡市で部屋の合宿が行われる予定。課題を克服するべく、精進する。