3連覇と通算38度目の優勝を狙う白鵬(31=宮城野)は前頭4枚目松鳳山(32=二所ノ関)を送り出して1敗を守った。幕内通算勝利数を節目の900勝とし、通算勝利数も994勝、念願の1000勝まであと6勝とした。

 1敗で並ぶ横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)も前頭5枚目正代(24=時津風)を寄り切って7勝目。綱とりを目指す大関稀勢の里(30=田子ノ浦)も小結琴勇輝(25=佐渡ケ嶽)を土俵際のはたき込みで下し1敗を守った。琴勇輝は8連敗で負け越し。

 大関対決は、かど番の照ノ富士(24=伊勢ケ浜)が豪栄道(30=境川)を寄り切って5勝目。連敗を3で止めた。

 人気力士の前頭6枚目遠藤(25=追手風)は同3枚目妙義龍(29=境川)にはたき込まれ8連敗で負け越しとなった。

 業師の十両8枚目宇良(24=木瀬)は同4枚目誉富士(伊勢ヶ浜=31)に押し出され6勝2敗となった。

 1敗の小結高安(26=田子ノ浦)は前頭筆頭の栃煌山(29=春日野)をはたき込んで7勝目。

 前頭2枚目宝富士(29=伊勢ケ浜)は同6枚目碧山(30=春日野)に突き出され2敗目。同7枚目逸ノ城(23=湊)は同9枚目千代の国(26=九重)に押し出され2敗目となった。

 中日を終えて1敗は白鵬、日馬富士、稀勢の里、高安の4人。