西前頭4枚目の勢(29=伊勢ノ海)が、かど番の大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)を破り、4勝6敗とした。

 白鵬を破った前日に続いて館内を沸かせた。立ち合いで左前まわしをつかまれたが、得意の右小手投げで相手の巨体を転がした。「思い切っていくことだけを考えた。先に先に攻められたのが良かった。毎日毎日、今できることを精いっぱいやるだけですから。最後まで頑張って行きたい」と表情を引き締めた。

 照ノ富士は5勝5敗の五分となった。