大相撲の大関稀勢の里(30=田子ノ浦)が右足首痛のため、31日から岐阜市で始まる夏巡業の序盤を休場することが29日、分かった。同日までに日本相撲協会に休場届を出した。途中からは参加する意向。

 横綱昇進を目指した名古屋場所で12勝を挙げ、9月の秋場所に望みをつなげた。名古屋場所を途中休場した横綱鶴竜、大関琴奨菊や両膝に不安を抱える大関照ノ富士も休場、1横綱3大関が初日から不在となった。幕内力士で巡業初日からの休場を届け出たのは栃煌山、勢、嘉風らを加えた12人だった。