大相撲秋場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けて始動した横綱鶴竜(31=井筒)が8月31日、早々に土俵に上がった。

 時津風部屋で出稽古して、幕内正代と三番稽古するなど汗を流し「慣らしていかないと。(リハビリ中も)体は動かしていたので、あとは土俵での稽古だけかな」と話した。腰椎椎間板症などで名古屋場所を途中休場。夏巡業も25日の平塚巡業で復帰したばかりだったが、順調な回復を強調。「ほとんど痛みもない。番数をやりたい。あとは、張り切りすぎないように」と、休場した反省も踏まえて意気込んだ。