日本相撲協会は、大相撲秋場所千秋楽の25日、両国国技館内で三賞選考委員会を開き、殊勲賞に東前頭筆頭隠岐の海(31=八角)、敢闘賞に新関脇高安(26=田子ノ浦)、技能賞に東前頭14枚目遠藤(25=追手風)がそれぞれ選出された。いずれも条件はなし。隠岐の海と遠藤は初、高安は3度目の受賞となった。

 隠岐の海は序盤戦で2横綱3大関、高安は2横綱2大関を撃破したことが評価された。遠藤は幕内下位ながら、14日目までに自己最多12勝を挙げ、豪栄道の優勝を最後まで遅らせた。殊勲賞と敢闘賞にも名前が挙がったが、こちらは過半数に満たなかった。