大相撲の秋巡業は27日、島根県出雲市で行われ、右足親指や左膝の負傷で巡業前半を休み、20日の京都市巡業から帯同していた横綱白鵬(31=宮城野)が取組に復帰した。

 結びの一番で日馬富士との取組を披露。「立ち合いでちゃんと当たっていくことを心がけた。多少、長い相撲になりましたが、まずまず」とうなずいた。

 当初は24日の徳島市の巡業で復帰する予定だったが、その前日の稽古で胸を出した際に右足首を痛め、復帰時期を延ばしていた。

 午前中には出雲大社で横綱日馬富士と3年ぶりに横綱土俵入りも務めて「ある意味、新鮮で良かった」と喜んでいた。