日本相撲協会は、大相撲九州場所千秋楽の27日、福岡国際センターで三賞選考委員会を開き、西前頭3枚目で14日目までに11勝を挙げている正代(25=時津風)と、新入幕で10勝を挙げている石浦(26=宮城野)を敢闘賞に、ともに満票で選出した。正代は2回目、石浦は初受賞。

 技能賞には、小結で9勝を挙げて突き押し相撲を評価された玉鷲(32=片男波)が選出された。玉鷲は初の三賞受賞。

 殊勲賞には、1横綱3大関を撃破した東前頭3枚目の遠藤(26=追手風)が千秋楽で勝って勝ち越した場合、選出されることになった。