日本相撲協会は30日、福岡国際センターで来年初場所(1月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、照強(21=伊勢ケ浜)、力真(21=立浪)、坂元改め大奄美(23=追手風)が新十両に昇進した。

 力真はこの日、福岡・太宰府市内で立浪親方(元小結旭豊)と新十両会見を行った。

 緊張した面持ちで入室。金びょうぶ、テレビカメラの撮影もあってか、緊張はさらに増した。記者の問いかけに「そうですね…」と小声で答えていると、師匠からたまらず「大きい声で」とつっこまれ、苦笑いを浮かべた。その後も、なかなか緊張はほぐれなかったが「土俵際を磨いて、親方の番付を越すことです」と最後は堂々と目標を口にした。