大相撲の冬巡業が4日、大分市で始まり、大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)と親交があるプロ野球ソフトバンクの内川聖一外野手(34)が、支度部屋まで激励に訪れた。

 同市出身の内川は「我々は143試合のトータルだけど、相撲は一番一番の重みが違う」と力士への尊敬の念を示し「(琴奨菊とは)お互い刺激になってます」と話した。

 琴奨菊は「昨夜も一緒に食事をしました。すごい所で戦い抜いてる方だし、心の持って行き方とかが参考になる。私も負けないように頑張ります」ときっぱり。九州場所では5勝10敗に終わり、かど番になる来年初場所へ向けて、気持ちを新たにしていた。