大相撲の冬巡業が4日、大分市で始まり、支度部屋の入り口付近には巡業部の玉ノ井副部長(元大関栃東)からの「激励文」が、張り出された。

 「力士の健康と繁栄を心から願います」という書き出しから始まり「ちからびとでありますその勇姿を お客様に是非見せて下さい」と、稽古を奨励。さらに「日々移動して巡業地への道のりは過酷です。私たちの師匠 そのまた師匠の方々もそうしてここまで伝統文化をつないで下さいました。感謝と共に辛抱してみんなで力を合わせて乗り切りましょう」と、力士や行司、呼び出し、床山、若者頭、世話人らを激励した。

 玉ノ井副部長は「より一層、みんなで頑張って行こうということ」と説明した。