大相撲の人気力士、幕内遠藤(26=追手風)が完全復活へ地道な努力を続ける。

 5日は大分・中津巡業で、四股やすり足、立ち合いの確認などを行った。九州場所では6日目に白鵬を破るなど1横綱3大関を撃破したが、終盤に失速し7勝止まり。「うすうす感じてたことが思った通りになった」と、後半は微妙なズレが生じていた。それでも、古傷の左膝や右足首の状態は回復。「良くなってきた。場所明けの稽古から四股や基本動作ができますから」。コツコツと汗を流し、来年こそ三役を射止める。