横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)が初場所7日目の14日、日本相撲協会に「右ハムストリングの肉離れで全治まで1カ月程度の安静療養を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

 5日目の隠岐の海戦で右太もも裏を負傷し、翌6日目の玉鷲戦ではテーピングを巻いて出場していた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「歩くのもやっと。本人は休みたがっていない。途中で良くなれば、後半出たい気持ちを持ってる」と話した。休場は15年秋場所以来、7度目。今場所の十両以上の休場は小結栃ノ心に続いて2人目となった。