かど番の大関琴奨菊は平幕松鳳山に敗れ、痛恨の6敗目を喫した。

 大関の座が、危なくなってきた。琴奨菊は松鳳山に逆転の小手投げを食らい4日目から5連敗。かど番で早くも6敗目を喫し、支度部屋では「あ~くそ」と悔しがり、質問には無言を貫いた。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は大関から陥落しても引退しない方針を示し「1つ勝てば気持ちも変わってくる」と、流れが変わる白星を求めた。