小結高安(26=田子ノ浦)が3日、東京・麻布台の霊友会釈迦殿で行われた節分会に参加した。一門の総帥の二所ノ関親方(60=元大関若嶋津)、前頭松鳳山(32=二所ノ関)、師匠の田子ノ浦親方(40=元前頭隆の鶴)、西岩親方(40=元関脇若の里)らと豪快に豆をまいた。

 同所での豆まきには、初代横綱若乃花から二所ノ関一門の関係者が参加している、いわば伝統行事。高安も、ここ数年は毎年、参加しており、招待されることやファンの声援には「ありがたいことです。縁起のいい行事ですから」と笑顔で豆をまいた。

 豆を求めるファンの間からは「来場所も頑張って」「来年は大関で」の声も。高安も「そうなれるように頑張ります」と、大関どりへの活力をもらった様子だった。