大相撲の貴乃花親方(44=元横綱)が4日、春場所の宿舎を構える京都・宇治市の龍神総宮社で節分祭に参加し、新横綱稀勢の里にエールを送った。

 巡業部長として四股などを指導してきた同親方は「上がったからには、開き直ってやるしかない」と横綱としての心構えを説いた。押し寄せる重圧には「そんなこと言ってられる地位じゃない」と、第一人者らしい心の強さを求めた。横綱昇進で先を越された大関豪栄道についても「奮闘してもらわないと」と奮起を促した。