本年度アマ横綱で尾車部屋入りする中大4年の矢後太規(たかのり、22)が7日、都内で尾車親方(元大関琴風)、中大の先輩にあたる前頭豪風らも同席する中、会見に臨んだ。

 昨年12月の全日本選手権で優勝し幕下15枚目格付け出しの資格を得ているが、両膝に古傷を抱え3月の春場所での初土俵が先送りされる可能性がある。恵まれた体(186センチ、170キロ)を生かした左四つ、寄りが得意で「稀勢の里関のようなドッシリした相撲が目標」と抱負を語った。