相撲の世界選手権軽量級で2連覇の実績を持つ金沢学院大相撲部の中村友哉(22)が21日、都内で宮城野部屋への入門を発表した。

 身長167センチ、体重95キロの小兵は、会見に同席した横綱白鵬の3人目の内弟子となることも明かし「横綱は世界で一番強い方。ついていけば間違いない」と目を輝かせた。「中村」は日本相撲協会の年寄名跡の1つで、しこ名では使用できない。中村がひねり技が得意なことから「角界のひねり王子」と声がかかると、白鵬は「それでいこう」と笑い、「(内弟子の)石浦、山口と同じ学生出身。部屋も盛り上がる」と期待した。中村は春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査を受ける予定。