大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)が小結御嶽海(24=出羽海)を下し、自身4度目となるかど番からの脱出に王手をかけた。

 もろ差しを狙ってきた相手の左腕を右腕でがっちりと挟んで動きを止めると、一気に土俵際まで押し込んで押し出した。支度部屋では「もう流れで。思いっきり当たろうと思って、勝手に体が動いた。体に任せてます」と調子の良さをアピールして笑顔を見せた。