大相撲の春巡業は21日、水戸市で行われ、大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)が今巡業で初めて土俵上で稽古を行った。小結正代と相撲を取って12勝2敗。「悪くはない状態になった」と振り返った。

 決定戦で優勝を逃した春場所は13日目の鶴竜戦で両膝を痛めて「歩けなかった」という。帰国したモンゴルで治療を行い、体重も「脂肪をなくそうと思って、11キロ落として174キロ。これから増やしていく」ともう1度、強い照ノ富士をつくり上げていく。