14日目と千秋楽以外で初めて上限61本の懸賞が懸かった一番。稀勢の里は御嶽海の右おっつけをしのぎ、54秒8の相撲で寄り切った。

 場所前に死去した元横綱佐田の山の話を、先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)からよく聞き「1つのものを追いかけなくてはダメだ」と言われていた。自らも迷わず2横綱を追う。