大相撲の西前頭12枚目、琴勇輝(26=佐渡ケ嶽)が夏場所9日目の22日、日本相撲協会に「左膝蓋靱帯(しつがいじんたい)断裂術後、左膝関節水腫で約3日間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、22日の朝から膝の具合が悪かったが、10日目(23日)の出場には強い意欲を示しているという。同親方は「(膝は)曲がらないし、伸びない状態だった」と説明した。

 9日目の対戦相手、魁聖は不戦勝。琴勇輝の休場は2015年春場所以来で6度目となる。今場所の十両以上の休場者は横綱鶴竜に続いて2人目。